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 ホワイトソックス村上宗隆内野手(26)は昔から目がいい。28日(日本時間29日)現在、ヤンキース・ジャッジと並んで両リーグトップの12本塁打。メジャー1年目から好スタートを切った。

 ア・リーグトップの45三振を喫しているものの、四球は同5位の22。米データサイト「ベースボール・サバント」によれば、ストライクゾーン以外の球に手を出す確率は22・2%。ジャッジの24・3%、大谷の31・8%より低い。打たなくていい球には手を出さない。好打者の条件が村上には高校時代から備わっていた。

 九州学院1年春から注目していた当時のヤクルト・松田慎司スカウトが証言する。「スカウトが来ていることを知った選手は打ちたくて仕方ない。若干のボールでも手を出す。でも村上は我慢する。3年間で何度も見に行きましたが、ボール球に手を出したイメージは全くない」。卓越した選球眼を持っていた。

 ヤクルト時代、シーズン100四球以上は3度。メジャーでもシーズン118四球のペースの量産態勢だ。さらにメジャーで今季から導入された自動投球判定(ABS)チャレンジは9度で5度成功の56%。打者の平均46%を上回る。やっぱり村上の目はいいのだ。(記者コラム・青森 正宣)