キャリアデザインセンター、転職市場拡大で増収増益 高配当も魅力
キャリアデザインセンター(2410、東証プライム)。転職情報をWEB「type」や、適職フェアなどで展開。時流に即した分野に、強みを発揮している。
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2020年9月期はコロナ禍に伴う経済の停滞を受け、「9.3%減収、2億4400万円の営業赤字、25円減配20円配」。が連結化開始の21年9月期は「売上高94億3600万円、営業利益1億4000万円、35円配」で始まり以降、「64.3%増収、686.3%増益、45円配」-「12.1%増収、43.8%増益、70円配」-「2.0%増収、9.6%減益、90円配」-「前期5.1%増収、10.5%増益、100円配」。そして今9月期は「7.3%増収(200億円)、19.4%増益(18億9000万円)、125円配」計画。
「自らを転職市場に晒す時代」とされる。キャリアデザインセンターの収益動向がまさに、それを反映していると言えよう。
では、この時流は今後とも続くのか。今年1月8日に大手転職情報サイト:doda(パーソナルホールディングス運営)の編集長とキャリアアドバイザーが、「転職市場予測2026年上半期」と題する記事を発信している。
「取り上げた15分野のうち9分野で求人増、4分野で好調維持」とした上で、今後についても右肩上がりが予想される要因とし「2040年問題(団塊世代ジュニアの大量退職⇔労働力不足)」「デジタル人材の需要増(AI活用化・DX本格化に伴うハイテク技術者の需要増)」「賃金・評価制度改革や社員への待遇改善増⇔人材獲得競争化」などを指摘している。
キャリアデザインセンターは1993年、現代表の多田弘實氏により設立された。多田氏はリクルートの出身、「とらばーゆ(女性の正社員転職用メディア)」の初代編集長。リクルートの取締役を経て自ら転職・起業。
設立当初から時流に即し「道先案内」に照準を絞った歩みを進めてきた。例えば96年5月には季刊で『エンジニアの仕事と資格と転職の本』を世に問うている。またとらばーゆ初代編集長のキャリアは、「女の転職」で活かされている。掲載されている求人情報の約8割が正社員求人。「なでしこ」「くるみん」「えるぼし」など経産省や厚労省が認定した女性採用に積極的な企業の求人情報が掲載されている。
本稿作成中の2400円台入り口、予定税引き後配当利回り4%余。昨夏の1800円弱水準から2400円水準まで買われ押し目を挿んで2月27日の2569円へ。3月23日に2360円まで押し目を入れ揉み合い状況。予想PER10倍余に過熱感は覚えないが、さて・・・
