【漫画】本編を読む

 思わず白目をむいてしまうような「育児あるある」が激しく共感されているコミックエッセイ『子育てしたら白目になりました』(白目みさえ)。

 ケンカが絶えない子どもたちが、別々に過ごしているとなぜか手がかからないのは兄弟や姉妹を育てている人なら経験があるのではないか。白目みさえさんの娘さんたちも例外ではないようで――。

 姉のしーちゃんと妹のひーちゃんは年子ということもあり手がかかるようなケンカばかり。「しーちゃんが着替えろって言うたー!」「だってひーちゃんずっと着替えてないねんもん!」と、日常のちょっとしたことですぐ大騒ぎに。「しーちゃんが」「ひーちゃんが」のヒートアップする姉妹ゲンカに、みさえさんも思わず「もう人のことはええ!」と怒りツッコミ炸裂。

 しかしある時みさえさんは気づく。ひとりだけだとめちゃくちゃいい子では……!? 宿題は進んでやり、騒がずお菓子を食べ、なんと洗濯物まで自主的に畳んでいるではないか!

 姉だけではなく、妹も同じように、ひとりだけの空間だと、とってもお利口さんなのだ。みさえさんは、この子たちはいつも我慢していたけれど、母親の私とふたりきりになれたことで心優しい子になったのでは……と感動するも…ふたりそろうと、またもや大騒ぎ。手のかかる子に戻ってしまった。

「ひとりずつだと、とってもいい子説」は「兄弟姉妹あるある」だとか。親からすると、兄弟姉妹一緒の時も同じくらい“いい子”でいてほしいものである…(切実)。

文=雨野裾