「まさか大学にいるなんて」学生も驚き 出没したのは二ホンカモシカか 名古屋
名古屋市の東部で「ニホンカモシカ」とみられる動物が目撃され、25日には、思わぬ場所に現れていました。
名古屋大学キャンパスで二ホンカモシカ??少し警戒した様子で目の前を走り抜けていく動物。25日夕方に撮影された映像です。国の特別天然記念物「ニホンカモシカ」とみられます。
「映像が撮影されたのは名古屋大学のキャンパスです。通りに面した理学部の校舎の裏手付近だということです」(記者)
撮影した大学院生によると、動物は突然目の前に現れ、走って逃げ去ったということです。
「天然記念物の動物がまさか大学にいるなんてびっくり」(名古屋大学の学生)
「山があるので野生動物はいると思っていたが、カモシカが出るとは思わなかった」(名古屋大学の学生) 相次ぐ目撃
目撃情報があったのは、名古屋大学だけではありません。
「名古屋大学から直線で約4km。広大な自然が広がる牧野ケ池緑地でもニホンカモシカとみられる動物の目撃情報がありました」(記者)
22日、名東区の牧野ケ池緑地で「カモシカらしき動物が歩いている」と警察に通報がありました。
翌日には昭和区の住宅街で、その2日後に名古屋大学で目撃情報がありました。
通報は4月26日も。昭和区の八事山興正寺周辺で「シカが歩いている」との通報が複数寄せられました。
「クマはいないにしても、カモシカが出ることは考えていなかった」(周辺住民)
「上手に山へ帰してあげられるといい」(周辺住民) 専門家「成体で間違いない」
目撃された動物は「ニホンカモシカ」なのでしょうか。専門家に確認してもらいました。
「何歳までかはわからないが成体であることは間違いない」(元愛知学院大学・講師 子安和弘さん)
カモシカの生態に詳しい元愛知学院大学講師の子安和弘さんによると、カモシカはおとなしく、好奇心旺盛な性格だといいます。
分布地域が拡大しているか…
名古屋市では、去年5月から6月にかけても守山区や名東区でニホンカモシカが出没。
東山動植物園で一時的に保護されたあと、生息地とみられる山へ放されました。
子安さんによると、以前は山奥でもめったに見られなかったというカモシカ。数として増えているというわけではないものの、分布する地域が広がっているのではないかと話します。
「特に若い個体だと縄張りができていて、そこにはいられなくなって追い出されてあちこちまで出てくるということもある」(子安さん)
