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ザ・未来の高級車。

BMWは、フラッグシップ高級セダンの最新モデルを発表しました。この車、車内はスクリーンで埋め尽くされているのが斬新。

ドイツの大手自動車メーカーBMWは、北京とニューヨークのグランドセントラル駅で同時開催されたイベントで、2027年モデルのBMW 7シリーズを発表しました。

BMW北米法人のセバスチャン・マッケンセンCEOは、ニューヨークでの記者会見で、新型車が「先進的なラグジュアリー」を新たなレベルへと引き上げ、BMWの「テクノロジーへのオープンな姿勢」を体現していると述べました。

中身を見てみると、なるほど最新のテクノロジーがふんだんに盛り込まれています。音声認識機能付きパーソナルAIアシスタント(Alexa+対応)、約6つのディスプレイ、自動ドアなどの機能が搭載。

新型7シリーズは、BMWが次世代EVにも展開している「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」プラットフォームとデザイン言語を採用した同社初の高級セダンです。

外観は、イルミネーション付きグリルやきらめくクリスタルヘッドライトを備え、まさに高級ラグジュアリーカーそのもの。インテリアは、メリノレザーやカシミヤウールのシート素材を選択可能です。ヘッドレストにも高級感あふれるアクセントライト(BMWは「ハロー」と呼ぶ)が施され、後部座席は居心地のよい高級ラウンジのような雰囲気。

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「ノイエ・クラッセ」技術の最大の見どころは、BMWの「パノラミックiDrive」システム。前の座席では、4つのディスプレイを利用することができます。

中でも最も目を引くのは、フロントガラスの幅いっぱいに広がる「パノラミック・ビジョン」。一見、ガラスに埋め込まれたスクリーンのようですが、実際はフロントガラス下部の黒く塗られた部分に投影された映像です。

運転席側には、速度や走行距離などの主要情報が表示され、その上部には3Dヘッドアップディスプレイが配置。ナビ情報をドライバーが見やすいようになっています。助手席側には、パノラミックビジョンディスプレイがあり、天気や時刻などの情報が表示されます。

ダッシュボードの中央には17.9インチのタッチスクリーンが配置されています。これだけなら現代車の標準装備ですが、そこはさすがのBMW。助手席では、音楽や動画ストリーミング、さらにはゲームまで楽しめる専用のディスプレイを利用することができます。

「昨今、こうしたスクリーンや操作面を車内空間にうまく統合することの難しさについて議論しました」と、BMWのデザイン担当副社長であるマキシミリアン・ミッソーニ氏は語っています。「このモデルでは、必要に応じて段階的な情報が表示されるように設計しました。非常にうまく統合されていると考えています」。

他の自動車メーカーが物理的な操作方式を復活させ始めている一方で、BMWはさまざまな操作方式のバランスを取ろうとしている模様。

お客様が物理的な操作系として慣れ親しんでいる主要なボタン類はすべて、センターディスプレイの最前面に配置しています」と、7シリーズの製品マネージャーであるマクシミリアン・フーバー氏は説明。「左側には、カスタマイズ可能なオプションが数多く用意してありますので、必要なものを見逃すことはないでしょう。

もちろん、後部座席にも専用のスクリーンがあります。各後部ドアにはスマートフォンサイズの埋め込み型スクリーンが装備されており、エンターテインメントや空調の設定を操作できます。

またオプションで、31インチの大型リアシアターディスプレイを選択することも可能。こちらは8KストリーミングとDolby Atmosサウンドに対応しているほか、HDMI接続にも対応しているため、Nintendo Switchなどのデバイスを接続することもできます。

ビデオ通話用の内蔵カメラも備わっており、まるで動くオフィスのような高級セダンです。

2027年モデルの7シリーズは、ハイブリッド車や従来のガソリン車に加え、推定航続距離350マイル(約563km)を超える2種類の全電気自動車(EV)モデルがラインナップされる予定です。

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