Sonarion振動板を用いたスピーカーユニット

日本電気硝子は、超薄板ガラス「Sonarion」を用いたスピーカー振動板が、フルレンジスピーカーユニットブランド「Feastrex」に採用されたと発表した。Sonarion振動板は複数の音響ブランドで採用が進んでおり、オーディオ分野での活用事例が広がっているという。

Sonarionを用いたガラス振動板は、ラスの精密3D加工技術を有する台湾のGAITと共同開発したもの。専用に開発したガラスに立体成形と特殊な化学強化処理を施すことで、音響素材として求められる特性を実現している。Sonarionの詳細は別記事を参照のこと。

Feastrexは、音楽の感動を忠実に再現するために生まれた、日本のハイエンドスピーカーユニットブランド。スペック競争を追うのではなく、作曲者の意図や演奏者の情念、さらには会場の空気感まで再現することを重視している。

技術面では、低磁気歪みを実現する励磁式の球形磁気回路、高剛性コーン、ワイヤーサスペンションを採用し、「にごりがちな低域や荒れやすい中高域を、丁寧で自然な音色として再現することを目指している」とし、すべての製品を完全受注生産として、手作業による組み立てと試聴による調整を行なっている。