60代ひとり暮らしの「リアルな朝食」。平日は12年同じメニュー、休日は器にもこだわって楽しむ
毎日がちょっと豊かになる、朝食メニューのアイデアを紹介します。築古賃貸アパートで「好きなものに囲まれた」ひとり暮らしをインスタグラムで発信している、たみーさん(現在60代)のケースです。ここではたみーさんが実践している、時短を意識した平日と、テーブルセッティングにこだわりつつ手軽に楽しむ休日の朝食メニューについて語ります。

50代目前、自分に目を向けるなかで「朝食」を見直し

私がひとり暮らしを始めたのは約13年前。当時は子どもと暮らしていたときの名残からか、なんとなく「朝食はきちんとつくって食べるもの」と思い込んでいました。
ところが50代に近づいた頃から、忙しい朝にしっかりした朝食をつくって食べるのが、時間的にも体調的にも少し重く感じるように。そこで、量を減らしたり、主食もパンやオートミール、おにぎりにしたりとろいろ試してみましたが、どれも長続きせず…。
この朝食メニューの悩みをきっかけに「もっと自分のことに目を向けられたら」と思い、無理せず手軽につくれて、今の自分の体調や生活スタイルに合う朝食について考える日々がスタートしました。
平日の朝食は「バナナと豆乳」で固定し快適に

あるとき、ゴルフ大会のTV中継でプロゴルファーの方が移動中にバナナを食べていたのを観て「手軽に食べられるバナナなら、忙しい朝にもぴったり」と思い、採用することに。飲み物もコーヒーから豆乳にチェンジして、朝食メニューを固定しました。
バナナはその日スーパーの店頭に並んでいるなかでいちばん高値なものを買ったり、産地を変えたりするのを楽しんでいます。豆乳は無調整のもので、あれこれ試して自分のお気に入りメーカーを見つけました。
この朝食に変えてから12年ほど経ちますが、自分の体調に合っていると感じます。メニューを考える、調理するという手間がなく、洗い物が少ないのもうれしいポイント。手軽な分、テーブルに着いて朝の情報番組を見ながらよくかんで食べる余裕も生まれました。
時間のある休日はテーブルセッティングも楽しむ

朝バタバタしがちな平日は手軽にすませる一方で、時間に余裕のある休日はちょっと手間をかけたブランチが定番。本やSNSを参考にしながら、テーブルセッティングや盛りつけをいろいろとやってみるのも楽しいです。
この日のメニューは和食のワンプレートに、冷凍しておいた野菜でつくったおみそ汁を添えました。ワンプレートスタイルは簡単に華やかな見た目になるのに、片付けがラクなのでお気に入り。

買ってきたパンも、盛りつけにこだわるといつもよりおいしく感じます。花を飾ったり好きな器を選んだり、彩りも試行錯誤して…ささやかだけど、豊かな時間です。
急がしい日と余裕のある日、メリハリをつけることで朝食メニューや準備の悩みを軽減できました。これからも、がんばりすぎず楽しみながら自分の生活スタイルに合わせた朝食づくりをしていきたいです。
