40代、服の「ムダ買い」を卒業するコツ3つ。少ない服で毎日のおしゃれが楽しくなる
着る服に迷うようになる40代。30代まではトレンドを押さえ、大量の服を所有して毎日違うコーデを楽しんでいましたが、40代になって服を厳選するようになったというのは、ファッションアドバイザーで、スタイリスト育成塾を運営しているESSEフレンズエディターの勅使河原祐子さん(40代)。服のムダ買いを減らすために実践しているという「3つのルール」について語ります。

1:基本となる「定番色」を2色に絞る
服のコーディネートを考えるのが好きなこともあり、30代までは、とにかく服をたくさん集めて、毎日違うコーディネートを楽しむのが常でした。でも、今は買い物の際「色で迷う」をなくすことを最優先しています。
一般的に定番色(ベーシックカラー)といえば、黒、紺、グレー、ベージュ、カーキ、茶などがありますが、私は現在、あえて「紺とグレー」の2色に絞っています。基本となる定番色があれもこれもと多すぎると、それに合わせるための服もどんどん増えてしまうからです。ベースとなる色を絞っておけば、追加で合わせやすいアイテムを買うときも迷いません。
結果としてクローゼットの中に統一感が生まれ、「なにを合わせても正解」になりやすいことがわかりました。
2:「今の自分らしい」キーカラーを1色決める

とはいえベーシックな色だけではものたりない。おしゃれをもっと楽しみたいという心も大切にしたい。そこで私は、そのシーズンに自分が最もひかれる「キーカラー」を1色決めるようにしています。
トレンドカラーをすべて買いたすのではなく、「今の自分に必要な色」に絞っています。たとえば今季は「ブルー」と決めたら、それ以外のカラーアイテムには安易に手を出さない、などです。
こうすることで、手もちのベーシックカラーとの相性もよくなり、どの服を組み合わせても「自分らしく、しっくりくる」スタイルが完成します。色を絞ることは、お買い物の満足度を上げつつ、コスパ抜群な方法だと気づきました。
3:「3パターンのコーデ」が浮かばない服は買わない

こちらの柄パンツを購入する際は、合わせるトップスを最低3種、考えました。お会計へ進む前に必ず行う、最後のチェックです。
ひと目ぼれした服でも、「これかわいいい!」という感情だけで終わらせず、手もちの服で3とおりのコーディネートが思い浮かぶかどうかを自分に問いかけます。
「あのパンツにしか合わない」という服は、結局着る機会が少なくなりがち。逆に3パターン浮かぶ服は、着まわし力が抜群で、買ったあとも一軍選手として活躍し続けてくれます。もし3パターンが浮かばないなら、それはまだ「その服を迎える準備ができていない」ということで保留にします。
この客観的な判断を行うようになってから、クローゼットの中に「出番のない服」がたまらなくなりました。
買う決断をする前に、この3つのポイントでいったん立ち止まるようになってから、クローゼットがすっきり整いました。
ファッションが大好きだからこそ、ムダなものはもたない。今のクローゼットはこれまででいちばん、お気に入りだけがつまった心地よい空間になっています。今年も「自分なりの法則」で、大好きな服だけに囲まれた暮らしを楽しんでいきたいと思います。
