「5爺」の反省と、若者へのアプローチ不足

ーー 選挙で浸透しきらなかったところ、あるいは、最大の反省点はどこですか?

斉藤: 1つは、われわれ中道という言葉を選んだのですが、比較的お年を召した方には中道の意味を分かっていただいたところがありますが、若い人たちになかなか聞き慣れない言葉だということで、今ひとつ浸透しなかったです。 それからもう1つ、時間がなかったこともあって、私と野田さんが、各党から集まってくる、旗の下に結集してくるという形は取ったのですが、結果的に公明党と立憲民主党の方々がそれぞれを離党して集まってくるという形になりましたので、代表を決めるときに公明党の代表であった私と、立憲民主党の代表であった野田さんが共同代表ということで、私たち2人が顔になる。高齢の男性が看板になったものですから、これも若い人たちにワッと浸透していく妨げになったのではないかという意見をたくさん聞いています。それは率直に受け止めなければいけないと思っています。


ーー 急な解散でしたからね。

斉藤: 今回、流行った言葉が「5爺」。野田さんと私は「爺2」とか言われて。最初に新しいロゴを示したときに、安住さん、馬淵さん、公明党の西田幹事長と5人並んで「5爺」と言われて。そこは、明らかにわれわれの失敗だったかもしれません。 
われわれの政策はジェンダーの問題も選択的夫婦別姓の問題も、ある意味では先端を行っている政策になっているんです。ただ、見せ方については、反省してしっかりやっていきたいと思います。


ーー ところで、斉藤さんは普段SNSはあまりされていないですか?

斉藤: スタッフが一生懸命やってくれていまして。ずっと党の代表でしたので、自分自身で発信するよりは、周りのスタッフがいろいろ発信してくれていた。今も秘書が写真を撮ってくれていて、ある意味で任せきりでした。


ーー今求められている党首のあり方は、今までの政治の姿からはだいぶ変わってきていると思います。メディアで1分以内にそれを話せるか、30秒で政策を訴えられるか、など、SNSをうまく使いこなしていくことが求められているように思います。

斉藤: こんなこと言っていいのかな。玉木さんとはいろいろ親交がありまして。玉木さんと話したときに、彼は、ものすごく研究していますね。SNSの世界で努力していますよ。例えば、車から降りるときの降り方って、彼は5パターンぐらいやってみて、どういう場合にどんな反応があるかをちゃんと調べているという話を彼から直接聞いたことがあります。

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