少女系の女優にも同じことが言えて、151センチよりも148センチくらいの方が幼児っぽさが出るため、わざと低めの設定を選ぶ女優もいる。実は年齢と同じくらい、背丈の操作もかなり多いのだ。

◆何もかもが本当だと、それはそれでつまらない…

 どれも許せる範囲の話だとは思うので、目くじらを立てるファンはそういない。いくらユーザーの目が肥えたと言えど、セクシー業界という特殊な世界のお陰で(?)「そういうもんでしょ」とスルーしてくれる人が相変わらず多いのは、非常にありがたい話である。

 セクシー女優の作り込みもソフトになり、近年は歓楽街の方がキャラ設定が激しいと聞く。15〜20歳の年齢詐称に大幅な体型・顔面加工を見ると、「私たち側は、ずいぶんとナマっぽくなったものだ」とついつい思ってしまうほど。

 令和のユーザーたちは“ごつ盛り”に遭わず、彼女たちのリアルを感じられるので悪い時代ではないはずだ。だからこそ、“チョイ盛り”くらいは許してほしい。エンターテイメントは何もかもが本当だと、それはそれでつまらなく感じるものだから……。

文/たかなし亜妖

―[元セクシー女優のよもやま話]―

【たかなし亜妖】
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。