今季から藤枝を率いる槙野監督。指導者としてJリーグ初挑戦だ。写真:永島裕基

写真拡大

 アグレッシブな戦術が話題を呼んでいる。

 槙野智章監督が率いる藤枝MYFCは3月21日、J2・J3百年構想リーグの第7節で、三浦知良が加入した福島ユナイテッドFCと敵地で対戦。59歳のカズはベンチ入りするも出番なしに終わったなか、3−0から3−3に追いつかれたが、PK戦を5−3で制した。

 注目を集めているのは、終盤の駆け引きだ。

 藤枝は3−2で迎えた87分に自陣ゴール前でFKを与えた。するとその際、相手キッカーがボールを蹴る直前に、壁の2選手を含めて一斉にラインを押し上げ、オフサイドトラップを発動。しかし、福島側がオフサイドにかかることはなく、完全フリーとなった藤谷匠に同点ゴールを叩き込まれてしまった。
 
 この一部始終を『DAZN』の公式Xが「またいつか、見てみたい。終盤に藤枝が仕掛けた“オフサイドトラップ”。結果的に失点にはなったものの、緊迫した場面で見せた『大胆な作戦』に拍手」と綴り、映像を公開。ファンから様々な声が寄せられている。

「いやすごいわ!久しぶりに見た」
「昇降格がない大会だからこそのハイリスクハイリターンな作戦」
「VAR無い中でこれやるのはかなり厳しい」
「1点差で勝ってる87分にやるプレーではない」
「失点するなら意味がない」
「福島は藤枝の選手1人を邪魔することでオフサイドトラップが失敗するように動いてるな」
「福島が一枚上手だった」
「拍手は藤枝の選手をブロックしてた福島の選手に送りたい」

 PK戦の末の結果を含めて5勝2敗の藤枝は今後、この作戦を用いるのだろうか。なお、槙野監督は試合後のインタビューで「色んなことを準備してきましたし、あの状況でオフサイドトラップを狙う我々のチャレンジ精神はすごく良かった」と前向きに語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】結果的に失点…終盤に藤枝が仕掛けた“オフサイドトラップ”