【備蓄放出】イラン巡る国際情勢緊迫続く中で石油・ガソリン事情は…県内の最新状況と見通しは?(静岡)
飛行機の奥で上がる炎。ドバイ国際空港近くで16日、ドローンによる攻撃があり、燃料タンクで火災が発生。
安全確保の為、ドバイ国際空港の離着陸は一時停止される事態に。今回のドローンがどこから飛来してきたかは分かっていません。こうした中、イランメディアによりますと、イラン軍司令部の報道官はアメリカ軍が紅海に展開している原子力空母、ジェラルド・フォードについて。
『イランにとっての脅威と見なす』
空母に物資を供給する拠点や、整備拠点も標的にすると警告しています。一方、アメリカ軍はイランの原油輸出の9割を担うとされる、ペルシャ湾のカーグ島を攻撃。
これまでカーグ島への攻撃はイラン政府が越えてはならないレッドラインと警告してきましたが。
(アメリカ トランプ大統領)
『面白半分であと数回攻撃するかもしれない』
中東情勢の緊迫化により、高騰する原油価格。政府は、3月16日、石油製品の供給が滞らないよう、民間企業に義務づけている石油の備蓄量を引き下げ、“備蓄放出”を始めました。
石油元売り各社などは、緊急時に備え一定量の石油を保管していて、本来義務づけられている備蓄は70日分。備蓄を55日分に引き下げることで通常通りの量を出荷できるようにする仕組みです。
経済産業省によりますと、ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、3月20日ごろから日本に到着するタンカーが大幅に減る恐れがあり、政府はその前に民間備蓄を“放出”することで、石油製品の安定供給につなげたい考えです。私達の生活に欠かせない石油。備蓄の放出で、いつごろ影響が出始めるのでしょうか。
(静岡県石油商業組合 板倉 正浩 専務理事)
「直接の影響は、恐らくすぐには出ないし、元売りに入ってそこから生成して製品になってくるので、恐らくかなり先の話なのかなとは思います。15日分が出るので、そのぐらい先の話かなとは思ったんですが、ちょっとその辺ははっきりとはわからないですけどね。元売りがひっ迫し」る量がちょっと潤うぐらいなのかなとは思いますけど」
いつ安くなるかははっきりとはわからないといいます。
(高山 基彦 キャスター)
「静岡市駿河区のガソリンスタンドに来ています。先週のガソリン価格の値上げで、こちらでは客足が半分に減ったといいます」
静岡市駿河区のこの店では、3月17日のレギュラーの値段は195円。先週10日に、29円の値上げをしてから高止まりが続いている状況だといいます。
(利用客)
「安い分には助かるけど、高いとやはり困りますよね」
(利用客)
「なんとかしてもらいたいですよね。困っちゃうよね」
(利用客)
「ちょっと安いから行こうとか考えますもんね。今必要なものかどうか、ちょっと見に行きたいだけでもやめようかなと」
(利用客)
「年金生活者はたまらないよ。なるべくでないようにしている。きょうは20リットル入れた。満タンではなくてだいたいどれくらい使いそうだなって」
(丸大石油 下川原SS 三ツ井 大介 所長)
「だいぶ厳しいですね。やはり定額給油ですとか定量給油というのはかなり増えました。ちょっと様子見たいというお客様がやはり増えました」
そうした中、期待されるのが19日から始まるという補助金。しかし…。
(丸大石油 下川原SS 三ツ井 大介 所長)
「19日に補助金が出たからすぐに下がるというわけではないものですから。当然、SSの地下タンクには、今仕入れた高い在庫のものがのありますからね。それがはけるまでは若干の期間が必要かなと」
では、いつから安くなるのでしょうか。
(静岡県石油商業組合 板倉 正浩 専務理事)
「今月の末ぐらいになれば、170円というわけにはいかないかもしれないですけど、今現在よりは安い価格にはなると思います」
