乃木坂46 菅原咲月、櫻坂46 山粼天、日向坂46 宮地すみれ……2026年、20歳メンバーが映す3坂道の次世代像
2026年の成人の日は1月12日。2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたが、本稿では乃木坂46、櫻坂46、日向坂46からなる坂道グループより今年度に20歳を迎えた/迎えるメンバーをピックアップ。とりわけ2026年の20歳のメンバーは、グループの中核を担い始めたメンバーと加入したばかりの新世代が同じ学年に並ぶのが特徴的だ。副キャプテンやセンター経験者、モデルやドラマ、バラエティなどでも存在感を広げるメンバーが多く、各グループのそれぞれの“次の顔”が見えやすい面々が揃っているように思う。
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■乃木坂46
・瀬戸口心月(2005年7月16日生まれ:20歳)・五百城茉央(2005年7月29日生まれ:20歳)・奥田いろは(2005年8月20日生まれ:20歳)・愛宕心響(2005年9月17日生まれ:20歳)・菅原咲月(2005年10月31日生まれ:20歳)
乃木坂46の20歳メンバーのなかで象徴的な存在として挙げたいのが、菅原咲月だ。2024年には副キャプテンに就任し、グループ全体を支える立場になった菅原。『乃木坂46の「の」』(文化放送)や公式YouTubeチャンネル「乃木坂配信中」で配信されている「週刊乃木坂ニュース」でのMCに加え、昨年10月31日の20歳の誕生日にはInstagramアカウントを開設。自分の言葉と写真で発信する場を持ったことで、より密な距離感でファンと繋がることのできる回路が増えた。『20±SWEET 2026 JANUARY』(東京ニュース通信社)で表紙を飾ったことも含め、今の彼女は“20歳の顔”としてグループの入口を確実に広げている。
五百城茉央は2025年、ドラマ『MADDER その事件、ワタシが犯人です』(カンテレ/フジテレビ系)で主演を務め、天才高校生役を見事に演じきった。さらに40thシングル『ビリヤニ』に収録されたアンダー楽曲「純粋とは何か?」ではセンターを務め、同年12月に日本武道館で開催された『40thSGアンダーライブ』では座長としてステージ全体の軸を担った。奥田いろはも、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』でジュリエット役に抜擢されて以降、ヒロインとしての役どころを重ね、今年2月より上演されるミュージカル『レイディ・ベス』では、後のエリザベス1世となるレイディ・ベス役を演じる。
六期生からは、2名が20歳メンバーに。瀬戸口心月は、39thシングル『Same numbers』収録の6期生楽曲「なぜ 僕たちは走るのか?」でセンターを務め、さらに40thシングル表題曲「ビリヤニ」では矢田萌華とのWセンターに抜擢された。愛宕心響は、テレビ『乃木坂スター誕生!SIX』(日本テレビ系)での歌唱や、六期生だけで臨んだ『新参者 二〇二五 in TOKYU KABUKICHO TOWER』などの現場を重ねながら、着実にステージ経験を積み上げている。
■櫻坂46
・谷口愛季(2005年4月12日生まれ:20歳)・小島凪紗(2005年7月7日生まれ:20歳)・山川宇衣(2005年9月19日生まれ:20歳)・山粼天(2005年9月28日生まれ:20歳)・遠藤理子(2006年1月9日生まれ:20歳)・目黒陽色(2006年1月24日生まれ:19歳)・稲熊ひな(2006年3月9日生まれ:19歳)
櫻坂46の20歳メンバーは7人と層が厚い。すでにグループの顔のひとりとして認知されている山粼天は、「五月雨よ」「何歳の頃に戻りたいのか?」などでセンターを担った経験が示す通り、圧倒的な表現力でパフォーマンスを牽引している。その表現力はイギリス・ロンドンで開催された『LONDON FASHION WEEK 2025』への出演を筆頭に、ZoffやWIND AND SEAとNBAによるコラボレーションコレクションのモデルとしても発揮されている。かつて最年少メンバーだった山粼が20歳となり、今後輩たちを支える側になっていることは感慨深い。
三期生からは遠藤理子、小島凪紗、谷口愛季の3人。10thシングル『I want tomorrow to come』収録の三期生楽曲「本質的なこと」でセンターを務めた遠藤、『ラヴィット!』(TBS系)水曜シーズンレギュラーを経て、『櫻坂46 こちら有楽町星空放送局』(ニッポン放送)のMCを井上梨名から引き継いだ小島、『13th Single BACKS LIVE!!』で座長を務めた谷口と、それぞれが異なる形で存在感を示してきた。
そして2026年の櫻坂46の躍進を決定づけるのが四期生だ。山川宇衣は四期生楽曲「Alter ego」でセンターに立ち、四期生の核としての存在感を発揮。四期生の初ライブ『First Showcase』で「自業自得」のセンターとして強烈な印象を残した目黒陽色に加え、稲熊ひなも“入口を作れるメンバー”として注目したい。今年は昨年以上に、櫻坂46の重要な役割を担っていくはずだ。
■日向坂46
・松尾桜(2005年6月8日生まれ:20歳)・宮地すみれ(2005年12月31日生まれ:20歳)・蔵盛妃那乃(2006年1月23日生まれ:19歳)・竹内希来里(2006年2月20日生まれ:19歳)
日向坂46の20歳メンバーは4人。その中でも宮地すみれは、外の現場で鍛えた経験が強みになっている。冠番組『日向坂46宮地すみれのレジェわん!』(tvk)では自分の言葉で番組を進める力を身につけ、『おはスタ』(テレビ東京系)では生放送に出演し、その場の空気を読みながら臨機応変に動く感覚を体で覚えたと言えるだろう。こうした経験を重ねたことで、可憐な雰囲気はそのままに、立ち方や話し方に安定感が増しているように思う。ライブでも、場面ごとに表情とテンションを切り替えられるのが宮地の強さだ。
竹内希来里は、その言葉やリアクションがそのまま地元・広島の冠番組『日向坂46 竹内希来里の地元できらる』(テレビ新広島)の魅力になっている。ロケ撮影の多い番組ということもあり、予定通りに進まない場面も多いからこそ、ふとした返しや表情に、人柄と反射神経がはっきり出るため、そこで“素”の部分がよく見えるのも面白い。『20±SWEET 2026 JANUARY』に掲載されたことも含め、日向坂46の20歳メンバーは、こうした形で“見つけてもらう入口”を一つずつ増やしている。
そして五期生の松尾桜、蔵盛妃那乃は、“伸びしろそのもの”だ。松尾は『ラブ!!Jリーグ』(テレビ朝日系)で特技の“ペンギン診断”を披露し、早くもJリーグファンを虜にしていたし、日本舞踊や早口言葉で特技の片鱗を見せていた蔵盛は、YouTubeチャンネル「日向坂ちゃんねる」で配信されている“ChatGPT料理企画”での立ち回りが特に印象的だった。2026年は五期生の個性がより外に広がっていくはず。20歳となる2人がどこまで存在感を広げていくのかにも注目したい。
(文=川崎龍也)
