【レモン彗星2025】まだ見える!「肉眼で彗星をみられる希少なチャンス!」町明かりの少ない場所で「夕方、西の空」を探して【今夜の天気は?】
この秋話題の「レモン彗星」は、まだ見ることができます。
【画像を見る】これがレモン彗星だ!続々と届いた各地からの写真 今夜は見える?各地の天気は?
国立天文台によりますと「最も明るくなるのは10月下旬から11月上旬頃と予想され、そのときの明るさはおよそ3等から4等となることが期待される。
3等の明るさの彗星を肉眼で見るのは少々難しいが、よく晴れた空が澄んだ日に暗い場所で見た場合には、肉眼でぼんやりとした彗星の姿を観察できる可能性がある。
また4等程であったとしても、双眼鏡を使えば観察が可能であると予想される」としています。
続々と届いた「レモン彗星」の画像を見てみよう
「レモン彗星」が地球に接近しています。各地から届いたレモン彗星の画像です。
【画像①】は岡山県井原市の美星天文台が撮影。
【画像②】は10月18日未明に岡山県倉敷市で撮影。
「レモン彗星を望遠鏡で撮影してみました。最近曇りや雨が多いですか、早起きして良かったと思いました。次に見られるのは1100年後といわれているので、貴重な1枚になりました」(視聴者提供)
星空が美しいスポットとして知られる北海道広尾町で、20日に撮影した「レモン彗星」の画像も届きました【画像③】。
レモン彗星のテイル(尾)には「2種類ある」!
「レモン彗星」について、天文に詳しい山陽学園大学 地域マネジメント学部講師の米田瑞生さんに聞きました。
ー画像からどんなことがわかりますか。
山陽学園大学 米田瑞生さん
「テイル(彗星の尾)をよくよく見ると2種類あり、右方向に長く伸びるイオンテイルと、やや幅があり短いダストテイルがあることが分かります。
ダストテイルは、彗星本体からぼろぼろとこぼれ落ちたものが軌道に置いて行かれて、また太陽の光のプレッシャー(光も圧力を与えるのです!)をうけて、膨らんだ形をしています。
イオンテイルは、彗星から発生したガスがプラズマ化し、太陽風に吹き流されて、高速で彗星から遠ざかる構造です。」
そもそもレモン彗星ってどんな星? いつまで見える?
ー「レモン彗星」は、どんな星なのでしょうか?
山陽学園大学 米田瑞生さん
「今回の主役はアメリカのレモン山天文台で発見された彗星です。名前の由来は発見者ではなく観測施設で、柑橘類とは関係ありません」
「ただし、見た目はちょっと爽やかで、夜空の中で黄緑がかった尾をのばす姿はレモン色のように感じるかもしれません」
いつまで見える?
ー「レモン彗星」いつ・どこを見れば良い?
山陽学園大学 米田瑞生さん
「10月前半は明け方の東の空でしたが、後半は夕方の西の空でチャンスがあります。10月20日前後に地球に最接近し、まだ見ることができます。
『星座の星の中ではちょっと地味』ですが、彗星としてはかなりの明るさ。街明かりの少ない場所なら、肉眼でも見えるかもしれません」
【画像④】は、岡山市内で撮影したレモン彗星(中央)です。
米田瑞生さん
「思ったより、ぼんやりしていて、見るのが難しい印象です。岡山市内からだと、双眼鏡を使ってやっと見えたという状況でした。
レモン彗星は、21日に地球に再接近した後も太陽に接近し、11月8日の太陽最接近まで明るさを増します。現在のように、ある程度の空の高さに見えるのも、11月8日までと考えるのが良さそうです。
これ以降は、地球から見ると、太陽の近くに移動する上に、彗星自体暗くなっていくため、見づらくなっていくはずです」
双眼鏡でのぞいてみよう
ー彗星かどうかを見分けるには?
山陽学園大学 米田瑞生さん
「彗星は点ではなく、ふんわり広がった天体。ですから、望遠鏡よりも双眼鏡のほうが見やすいこともあります。
ただし、彗星は気まぐれ。思ったほど明るくならないこともあれば、ガスをドーンと噴き出して突然明るくなる『アウトバースト』を起こすこともあります。まさに気まぐれです。
一生のうちに、肉眼で彗星を見られる機会はそう多くありません。
この秋はぜひ、夜空を見上げてみてください」
全国の今夜の天気は?
今夜(28日)の天気予報は、【画像⑤】の通りです。
週間天気予報は、画像の通りです。
【画像を見る】2025年のレモン彗星と2013年のレモン彗星を比べてみよう
