横浜市庁舎(資料写真)

 鉄道会社の職員を突き飛ばし、けがを負わせたとして、横浜市は28日、財政局の男性職員(57)を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表した。処分は同日付。

 市によると、職員は2022年12月16日、飲食店で飲酒後に電車に乗車。終点駅に着いた後も車内で寝ていたため声をかけてきた鉄道職員を突き飛ばし、全治2週間の打撲を負わせた。市の聞き取りに対し「酔っていて覚えていない。深く反省している」などと話しているという。

 県警が傷害容疑で書類送検し、昨年12月下旬に不起訴処分となった。鉄道職員とは示談が成立していた。