「勝つことがすべて」清水の乾貴士はJ1昇格にフォーカス。節目の10点目にも無頓着「僕のゴールはおまけみたいなもの」
清水エスパルスは、11月4日に行なわれたJ2第41節で大宮アルディージャと対戦し、4−0で勝利。美技弾で大宮にとどめを刺したのがFW乾貴士だった。
3−0で迎えた68分、カルリーニョス・ジュニオからのパスをボックス内で受けた乾は、足裏でボールを転がし、巧みなステップで相手DFのタイミングをずらし、ニアサイドを狙ったシュートでネットを揺らした。
「勝つことがすべて」と繰り返した35歳は、節目の今季10点目となる自身のゴールには無頓着な様子だった。
「今日は自分のゴールがどうというのではなくて、チアゴ(・サンタナ)、カルリーニョス、(岸本)武流の得点が大きかったので、僕のゴールはおまけみたいなもの。3人がしっかり決めてくれたのが大きかった」
【動画】足裏タッチ→GKの裏をかく!エスパ乾貴士の美技弾!
セレッソ大阪時代の2009年シーズン以来の二桁得点に到達したが「特に気にしていなかった」とそっけない。
得点以外でも、技巧を活かしたプレーを次々と披露し、71分にピッチを退く際には笑顔も見られた。自身のパフォーマンスに手応えを感じていたからか――乾はきっぱりと否定した。
「勝っていることが、すべてなので。別に自分のプレーがどうとかは、今日は、あまり気にしていない」
2位の座を堅持した清水は、次節の水戸ホーリーホック戦で勝利すれば、自力でJ1昇格を決められる。
チームの勝利のみにフォーカスしている熟練アタッカーは、「この集中力を、みんながあと1週間保って、最終戦にしっかり勝って昇格を決めたい」と意気込んだ。
取材・文●野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)
