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次期型ジュリア 高性能EVへ

アルファ・ロメオのジュリアが、最高出力1000ps、航続距離700kmのEVとして生まれ変わることが、同社のジャン・フィリップ・インパラートCEOによって明らかにされた。

【画像】2.9L V6ツインターボが吼える【アルファ・ロメオ・ジュリア・クアドリフォリオを写真でじっくり見る】 全31枚

従来のセダンタイプから発展し、複数のセグメントをカバーするという次期型ジュリアは、2020年代半ばに登場する見通しだ。アルファ・ロメオは2027年までにゼロ・エミッションを目指し、電動化を進めている。


次期型ジュリアはセダンとワゴンの中間的なスタイルになるかもしれない(画像は予想レンダリングCG)    AUTOCAR

パワーは350psから始まり、上位の「ヴェローチェ」モデルでは約800psを発揮する予定だ。また、ハードコアモデルの「クアドリフォリオ」では、現在の2.9L V6ツインターボのほぼ2倍に相当する「約1000ps」を実現することになるという。

こうした高出力モデルは、現行車のような後輪駆動ではなく、四輪駆動を採用する可能性が高い。同じステランティス傘下のマセラティが発売予定のグラントゥーリズモ・フォルゴーレでは、フロントに1基、リアに2基の電気モーターを搭載し、トルクベクタリング機能を備えているが、これと同様のセットアップとなるかもしれない。

インパラートCEOは、次期型ジュリアのパワーを強調すると同時に、1回の充電での航続距離が最大700km(WLTPサイクル)になることを示唆した。そのため、現行車オーナーにとってダウングレードや強制的な乗り換えではなく、「代替品」として見られるようになるという。

700kmという航続距離は、ステランティスのSTLAプラットフォームを使用する新型プジョーe-3008と同じである。

インパラートCEOは、アルファ・ロメオにとって迅速な電動化が重要であると説明した。「必要だから切り替えるのです。そうしなければアルファ・ロメオは死んでしまうでしょう」

「お客様には何も苦しんでほしくない、好きになってほしいのです」

デザイン面では「誰もが望むアルファ・ロメオ」のようになると述べ、現在のデザイン案を「とてもクール」だと表現した。

インパラートCEOは以前AUTOCARの取材に対し、ジュリアの後継車はセダンとステーションワゴンの境界をまたぐような、型にはまらないボディスタイルになる可能性があると語っている。