レイカーズの八村塁【写真:Getty Images】

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八村を「知らない」と語ったシャックの発言が発端

 米プロバスケットボール(NBA)でプレーする八村塁は、ウィザーズからレイカーズにトレード移籍。25日(日本時間26日)、本拠地スパーズ戦で新天地デビューを果たしたが、八村に対する元レイカーズのスーパースターが“無礼発言”。その後、レジェンド同士の“場外舌戦”に発展し、話題を集めている。

 事の発端は、地元テレビ局「TNT」の人気番組で「シャック」が言い放った言葉だった。NBA優勝4回を誇るシャキール・オニール氏が「トップ10プレイヤーじゃなければ、オレはそいつのことを知らない。ブレッツだかウィザーズの試合は見ないからな」と発言。ワシントンの旧称ブレッツを持ち出しながら、レイカーズ移籍直前の八村について知らないと語ったものだ。

 毒舌家としても知られるシャックの発言に噛み付いたのは、ネッツの名手ケビン・デュラントだった。この発言を紹介したネットニュースをツイッターで引用し、「シャキールはバスケを知らないのか?」と疑問を呈した。

 これに対してシャックも反撃。デュラントが運営に参加する米メディア「ボードルーム」公式ツイッターへのリプライとして、「オレはバスケを知らないが、どうやって髪の毛を整えるか、薄くなってきた時に剃ることを決断するのか知っている。バスドライバーを常に愛している」と皮肉を炸裂させた。

 KDの愛称で知られるデュラント。2016-17シーズンから最強軍団のウォリアーズで優勝リングを2度獲得したが、「バスドライバー(優勝チームを引っ張る中心選手)」ではなかったなどと批判を集めていることもシャックはネタにした格好だ。

 レジェンドのよもやの反応にデュラントも「まじかよ。シンプルな質問をしたはずがマズいことになったな」とたじたじのツイート。八村を端に発したスーパースターのやりとりを米メディア「ブリーチャー・リポート」が「シャックがケビン・デュラントをいじる」と報じるなど、大きな波紋が広がっている。

(THE ANSWER編集部)