浅野を追いかけたリュディガーの走り方に元韓国代表も苦言【写真:ロイター】

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リュディガーの行動に韓国放送局で解説務めたク・ジャチョルが言及

 サッカーのカタール・ワールドカップ(W杯)で24日に行われたE組で強豪ドイツに2-1で逆転勝ちした日本。この試合で日本代表FW浅野拓磨に対し、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが走りながら煽るような仕草をしたことが大きな話題に。日本、ドイツでさまざまな意見が上がっていたが、韓国でも注目のワンシーンになった。日本でもよく知られる元韓国代表MFク・ジャチョル(具滋哲)は「あの行動は(日本を)バカにしていますね」と指摘した。

 問題となったシーンはドイツが1-0でリードしていた後半18分。ドイツのリュディガーはスルーパスに抜け出したFW浅野を追いかけた際、あからさまに両足を高く上げながら走って追いつき、浅野にボールを触らせず日本のチャンスを封じた。日本と浅野に対し、おちょくるようなジェスチャーにも見えた。

 日本、ドイツで大きな話題になった場面だったが、韓国メディア「民衆の声」によると、放送局KBSで解説を務めたのはク・ジャチョル(済州ユナイテッド)。韓国代表として日本の前に立ちはだかり、ドイツでも活躍した33歳は「あの行動は(日本を)バカにしていますね」と指摘。「『こうやって走っても捕まえられる』というふうにも捉えられますから。今日の試合で日本にとって最も屈辱的な瞬間を選ぶとしたらこの瞬間だと思います」と言及した。

(THE ANSWER編集部)