台湾セブン-イレブン 離島店舗でプラ使用量削減へ エコ対策強化

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(台北中央社)台湾セブン-イレブン(統一超商)は6日、現在東部・台東県の離島、蘭嶼の2店舗で行っているプラスチック削減の取り組みを、年末までに台湾の離島にある約9割の店舗でも実施する計画を発表した。

離島で70店舗以上を展開している同社は今年、行政院(内閣)環境保護署の指導の下、プラスチック削減の専門チームを立ち上げた。蘭嶼では全国に先駆け、現地のニーズを把握した上で、使い捨てプラスチックの削減や回収メカニズムの構築、エコへの意識向上などの取り組みを進めている。

同社によると、今後は飲料の容器をペットボトルから回収しやすいアルミ缶に切り替える他、包装された食品や冷蔵の乳製品などは大容量の商品を主とし、電子レンジで調理する弁当などは紙容器を導入するなどしてプラスチックごみを減らすという。

蘭嶼や南部・屏東県小琉球などで実施されている飲料カップのレンタルサービスについても、年末までに台湾海峡に浮かぶ澎湖や中国福建省に近い金門・馬祖の関連団体と協議して実現を目指す。また地元の団体らと共同開発し、回収されたペットボトルを再利用したエコバッグなどの商品も販売し、観光客や住民らにマイバッグの使用を呼び掛ける。

今年6月初旬に資源ごみの回収機が設置された蘭嶼の2店舗では、これまでに1万本を超えるペットボトルが回収され、地元住民の資源回収の習慣化に寄与したと説明。年末までには北部・台北市、新北市や離島など50店舗に回収機を新設する方針を示した。

(曽智怡/編集:齊藤啓介)