俳優の香川照之が2019年7月、銀座のクラブでホステス女性に “性加害” をおこなった、と「デイリー新潮」が報じたのは8月24日のこと。香川は、女性に対して胸部を触る、キスをするなどし、被害女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったという。

 女性は、クラブのママが香川を制止してくれなかったという理由で、ママに対して損害賠償請求をおこした。2021年に訴訟自体を取り下げているが、訴状には生々しい“加害”の様子が残されている。

《訴外香川の隣にいた子が席を外したため、その席に原告が移動したところ、突然、訴外香川は、原告の服の中に手を入れ、ブラジャーを剥ぎ取った。剥ぎ取られたブラジャーは、被告及び同行の客3名に次々と渡され、全員がその匂いを嗅ぎ、いろいろと卑猥なことを申し述べた》

《訴外香川は、服に手を入れて再度原告のブラジャーを剥ぎ取り、若手の歌舞伎役者にスマホのビデオ通話で連絡し、ブラジャーや原告を映して弄んだ》

 報道以降、情報番組のMCも降板、出演していたCMも多数が契約解消となり、崖っぷち状態の香川。

 しかし、そんな彼の抱える“爆弾”に注目が集まっていると語るのは芸能関係者。

「訴状にある『同行の客3名』はもちろんのこと、ビデオ通話で繋がっていた『若手の歌舞伎役者』が誰なのかといった“犯人探し”がネット上ですでに始まっているんです。

 マスコミも関心を寄せており、歌舞伎関係者は気を揉んでいるところ。この強烈な火の粉が振りかかると、身バレした側まで“致命傷”になりかねませんからね」

 同行者やビデオ通話の相手など、当人たちも気が気でないだろう。