自動車の購入時に重視するポイントは、外観やエンジン性能、価格など、人によって大きく異なると言えるが、新車の場合は「残価率」も重要な要素の1つだ。(イメージ写真提供:123RF)

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 自動車の購入時に重視するポイントは、外観やエンジン性能、価格など、人によって大きく異なると言えるが、新車の場合は「残価率」も重要な要素の1つだ。中国の自動車情報サイト愛加号はこのほど、2021年の中国自動車市場における残価率を比較する記事を掲載した。「日系車と中国車との差がよく見えてくる」という。

 記事は、中国汽車流通協会が発表した「2021年度中国自動車残価率ランキング」を紹介した。これは、新車購入から3年後の残価率をランキング化したもので、外国企業との合資ブランドでは1位から4位までを日系ブランドが占めた。なかでも1位の一汽トヨタは、80.35%と唯一80%を超える残価率だった。

 車種別のランキングでも、コンパクトカーでは1位から3位までホンダが占めており、1位のシビックは79.75%と非常に高い残価率だったと伝えた。大型セダンではレクサスESが1位となったが、3年後の残価率が95.53%で、「3年乗っても新車とほとんど変わらない値段をキープしている」と驚きをもって伝えている。

 一方、中国車だけを対象としたランキングを見ると、コンパクトカーで1位となった吉利自動車のLynk&Coでも67.49%で、日系車と比べると大きく値が落ちていることが分かる。しかし、電気自動車(EV)のランキングでは、1位に低価格で話題となった五菱・宏光mini EVが、1年後の残価率で85.85%となったほか、上位15位はテスラとポルシェを除けばすべて中国ブランドで、日系車は1台も入っていないと指摘した。

 記事は、ガソリン車では日系車と中国車との差はまだまだ大きいものの、EV市場では中国ブランドが圧倒的な存在感を放っており、新エネルギー車の分野では海外ブランドより中国ブランドの方が消費者の信頼を得ていると言えると結んだ。このような流れを背景に、中国はこれからもEVの普及を推し進めていくのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)