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 有吉弘行との結婚を発表したフリーアナウンサーの夏目三久の引退発言を巡ってツイッターが騒がしい。4月23日、「マツコ&有吉 かりそめ天国 2時間スペシャル」(テレビ朝日敬礼)に結婚後、夫婦初で共演した際に今秋で芸能界引退の表明を明かした夏目三久。

 この発表に対して「引退して有吉さんを支えるなんて素敵」という声が上がる一方で、「妻が夫を支えるのを美談にしないでほしい」「奴隷出荷」「モラハラ」といったフェミニズムな意見が対立している。

 女性が仕事をやめて家庭に入ることは男女不平等なことなのだろうか。今回の報道を巡る発言について、かつて家庭に入った経験もある「夜の女性達」に意見を聞いた。

◆食べていけるなら家庭に入るのはアリ!

 まず、話を聞いたのはシングルマザーとして2人の娘を育てる、都内のスナックに勤務するサキコさん(仮名・36歳)。

「夏目三久さんが結婚して芸能界引退を表明するという報道を聞いたのですが、全然といいと思います。むしろ、共働きしなくても食べていけるのであれば女性がわざわざ働く必要もないのでは……というのが私の意見。

 もちろん女性に仕事したい意思があるのであれば続けたらいいと思いますが、夏目さんの意思を有吉さんが尊重して出した答えなんですよね。それに夏目さんが家庭に入ることで、有吉さんも仕事量を減らせたり家庭と仕事で上手くバランスがとれそうですし。

 今回の騒ぎを見て、日本人は仕事が忙しい=幸せだと感じている人がが多いのかなと」

◆発表の仕方が騒動を大きくした?

 一方で、「発表の仕方が騒動を大きくしてしまったのでは」と指摘するのは、都内の熟女キャバクラに勤務するノリカさん(仮名・40歳)。

「『かりそめ天国』で引退を発表したじゃないですか。私も見ていたのですが、有吉さんが引退の理由を『離婚ってすれ違いか価値観の違いだから、すれ違いだけはつぶしときたい』みたいな説明をしていたからネットで『モラハラ』という意見が出てしまったのでは、と思いますよ。

 でも、夏目さんって自ら前に出て喋るタイプじゃないし有吉さんを上手く立てているからあのような発表になったのかなと。もし、夏目さんが芸能界復帰したいと言っても有吉さんは受け入れてくれそう。

 私にはモラハラには見えなかったし、むしろ有吉さんのほうが尻に敷かれてる感じがして微笑ましかったですけれどね」

◆フェミニストでも何でもなく単に性格が悪いだけの発言

 そんな中、「フェミニズムの意見には一理あると思いますが……」とネットの意見を斬るのは、結婚当時は夫婦共働きだったと語る大阪のスナックに勤務するアヤナさん(仮名・38歳)。

「私は女性が結婚しても仕事を続けることには賛成だし、結婚して家庭に入ると社会での女性の席が減るという意見にも一理あるとは思うのですが、今回騒いでいることに関しては余計なお世話だと思います。

 そもそも、家庭に入る夏目さんに対して『奴隷出荷』という言葉が失礼だし、もはやフェミニストでも何でもなく単に性格が悪いだけの発言。そういう一部の失礼な人達がフェミのイメージを落としているのでは……と。

 女性の社会的立場を訴えるのはあくまで自分達のためであって、結婚して家庭に入ると決めた夏目さんに対してその言葉はあまりにも的外れだし非常識だと思いましたね」

◆周囲がとやかく批判する筋合いはない

 家庭に入ったからといって仕事をしなくていいというわけではもちろんなく、芸能人や社会人として働くのと同等に専業主婦も多忙になることは間違いない。

 日本は世界的に見ても共働き社会へのシフトが遅れているともいうが、それを決めるのは夫婦それぞれだ。周囲がとやかく批判する筋合いはないのだろう。

〈取材・文/カワノアユミ〉【カワノアユミ】
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。裏モノ・夜ネタを主に執筆。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。ツイッターアカウントは @ayumikawano