援助してやったのに「アフリカ人が中国語を重視していない」と不満=中国
記事の中国人筆者としては、「中国はアフリカに莫大な投資をしてきたのだから、アフリカの人々は中国に感謝し、中国語などの中国文化が広まるべきだ」と考えているようだ。しかしアフリカに中国語が広まることはなかったという。記事は、調査プロジェクト・アフロバロメーターによる2000人のアフリカ人を対象にした調査結果を紹介。「世界で最も重要な言語」を問う質問に対して、中国語と答えた人は2%しかいなかったそうだ。また、中国に好感を持つと答えた人の割合も、5年前の調査から5%も下がっていると指摘、「こんなに経済援助をしているのに」と腹立たしげだ。
記事の中国人筆者の怒りと失意は世界の感覚とは乖離しているはずだが、中国では正常な反応なのかもしれない。中国国内ではアフリカへのインフラ投資が繰り返し報じられているので、「援助しているのだから中国を感謝し敬うべきだ」と考えるのだろう。しかし、アフリカ人が好意を抱いていたのは中国の文化や言語ではなく、中国による投資だったということに、今さらながら気づいたということかもしれない。アフリカ人の心をつかみたいなら、まずは上から目線のこの態度を改めるべきではないだろうか。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)
