時間をずらして入店した2人だが、帰るときには堂々と外に出た

 その店の売りは「完全個室」。落ち着いた雰囲気の都内の日本料理店だ。2月中旬、声優茅原実里は、仕事仲間の室屋光一郎氏(39)と、この店を訪れていた。

 2人は5時間近く食事を楽しみ、笑顔で店を後に。どちらも千鳥足気味だ。先にタクシーをつかまえたのは室屋氏。茅原は「またね〜!」と大きく手を振り、車が走り去るのを見送った。

「2004年に声優デビューした茅原さんは、2006年に放送開始されたアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』の長門有希役が大当たり。現在、間違いなくトップ声優の一人です。ファンからは『みのりん』の愛称で親しまれていて、歌手としても大人気です」(アニメ誌ライター)

 茅原と室屋氏との接点は、歌手活動だった。彼は茅原のライブツアーのサポートも務める、音楽業界では名を知られる人気バイオリニストだ。

 傍から見れば、ごく普通の会食風景だが、2人をよく知る関係者は、「2人のつき合いは、仕事上だけにとどまらない」と語るのである。

「2007年ごろから一緒に仕事をするようになった2人の関係は、2010年の秋ごろ、交際に発展した。東日本大震災の後には、しばらく同棲していたこともある。箱根や鹿児島など、たびたび旅行にも出かけていた」(前出・関係者)

 仕事を超えた男女の仲だったという。だが、ファンにも周囲にも明かせない関係だった。室屋氏は妻帯者なのだ。

「室屋氏には、2009年に結婚した妻と子供がいる。震災の後、室屋氏の妻子は、安全のため東京を離れて暮らしていたらしい。結局、結婚を意識していた茅原さんが耐え切れなくなり、『離婚に時間がかかるなら、私も年ごろだから……』と切り出して関係は解消したと聞く。今も、『みの』『こうちゃん』と呼び合う親しい仲だ」(同前)

 音楽業界関係者によれば、「2016年の初めごろ、2人は別れたそうです」という。6年にわたる不倫愛だった。

 室屋氏は本誌の取材に不倫を認めて、こう回答を寄せた。

「現在、茅原さんとの親密な関係はいっさいありません。連絡も友人としてたまに取る程度です。(別れた)2016年1月半ば以降、仕事以外で茅原さんとお会いしたのは、今回の食事のみです。

 過去に妻をとても傷つけ、また再度傷つけてしまう、自分の取った行動は、時間がたっても許されないのだなと痛感しました。あらためて深く反省しています」

2月中旬、繁華街を上機嫌で歩く茅原と室屋氏

 そして茅原には今、親密な時間を過ごす新たな人物がいる。よく晴れた4月下旬某日、男性と自宅マンションから出てくる彼女の姿があった。

 男性は、涼しげな目元と無造作にセットしたヘアスタイルで、若々しい雰囲気。2人ともカジュアルな服装で向かった先は、100円ショップだ。調理器具などを物色し、続いてドラッグストアへ。その後、茅原は着ていたコートを男性に預け、別々に茅原のマンションへと戻っていった。

茅原の自宅から外出する2人。男性はたびたび茅原のマンションを訪問

 18時をまわったころ、男性は一人で茅原の自宅を後にした。電車で向かった先は、東京近郊の一戸建て。そこで彼を出迎えたのは、彼の妻。都内に本社を置く企業に勤めるこの男性もまた、妻帯者なのだ。本誌は数日後、男性が再び茅原のマンションを訪れる様子も目撃している。

 茅原の所属事務所は、本誌の取材に「お2人とも仲のいい友人ですよ」と回答した。

 トップ声優が秘めていた不義の恋。2度めはないと信じたいがーー。

4月下旬、「新たな男性」と100円ショップを訪れた茅原。キッチンコーナーで商品を眺める

(週刊FLASH 2020年5月26日号)