現代はプラスチックコップや紙皿など「使い捨て容器」が大量に消費されていますが、その歴史は古く、3600年前のギリシャからも一度限りの容器が出土しています。

ロンドンの大英博物館で展示されている器をご覧ください。

 

credit:British Museum


こちらの陶器はクレタ島のミノア文明の遺跡から出土したもので、紀元前1700年〜1600年頃のもの。

ワイン容器で、同様のものが何千個も出土しています。


当時の裕福層は、贅沢なパーティを開くことで権勢を誇示していました。


大英博物館では、90年代の紙コップと並べて展示。

どちらも使い捨てにもかかわらず、長きにわたって原形を留めてることをテーマにしているとのことです。

何千年経っても、パーティー参加者が洗い物をしたがらないことや、裕福層の浪費癖は変わらないということでしょうか。

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