サムスン、「Anti SDE AMOLED」を商標出願。VR向け高精細ディスプレイか?
Gear VRはスマートフォンを組み込みそのディスプレイを利用するスタイル。しかし、Galaxy S9のようなハイエンドモデルを使用しても、VR表示中に格子状の模様が見えるScreen Door Effect (SDE)が発生してしまいます。
SDEを抑える方法としては、RGBサブピクセルの配列を工夫したり、単純に高解像度化する方法が考えられます。Galaxyシリーズに使われているSamsungのAMOLEDは、ダイヤモンドペンタイル配列が使われており、実際の解像度(ピクセル数)は2960 x 1440よりも低くなっています。これがSDEの原因の1つでもありますが、ほぼ同じ解像度のOculus Go(2560×1440)では、LCDを利用し、全てのピクセルにRGBのサブピクセルを持っているため、SDEが軽減出来ているようです。
もう一つの高解像度化は、ピクセルを小さくし解像度を高めることでSDEを軽減するもの。ピクセルが見えないレベルにしてしまえば気にならないということです。
Googleやジャパンディスプレイは5月に開催されたSID Display Week 2018で、それぞれ1443ppi、1001ppiのVR用高精細ディスプレイを発表していますが、OLED-infoによると同時にSamsungも2.43インチ 3840x2160(1200ppi)のOLEDディスプレイを展示していたとのことです。
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Anti SDE AMOLEDがこの1200ppiのディスプレイのことなのかはわかりませんが、Gear VRで利用するなら、当然ながらスマートフォンのディスプレイとして採用される必要があります。
ただ、Samsungのスマートウォッチ「Gear Sシリーズ」が「Galaxy Watch」に名称変更するとの話しがあるように、Gear VRもGalaxy VRに変更されるとの噂もあります。
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この際、単純な名称変更だけでなく、スマートフォンのディスプレイを使わない、ディスプレイ内蔵方式に変更される可能性も考えられます。
もっとも、これらはすべて推測に過ぎません。実際にどういった製品なのか(そもそも製品を作っているのか)を知るには、もう少し待つ必要がありそうです。
