サン・シーロでミランと引き分け、勝ち点4差を維持し、2位確保とチャンピオンズリーグ本選出場権獲得に向かっているナポリ。一方で、未来に向けを向けると、移籍の噂が夢を抱くサポーターたちの自信を揺らがせている。サポーターは選手層の拡充、そして何より主力の残留を願っているが、実際には簡単なことではない。その筆頭が、FWエディンソン・カバーニだ。

代理人のクラウディオ・アネッルッチ氏は、『Raisport 1』で「エディンソンがナポリを離れたがったことはない」と話している。だが、ビッグクラブからの関心があることも認めた。

「彼に対するそういった関心があると考えると、うれしいよ。彼がとてもうまくやっているということだからね。(ナポリのアウレリオ・)デ・ラウレンティス会長は7000万ユーロ(約89億5000万円)と言ったが、私もそれが選手の評価額として適切だと思う」

カバーニは勝利を望んでいる。そして、ナポリがそのためのチームをつくることを望んでいる。

「今、そのことを話すのは早すぎる。だが、カバーニのような選手が勝利を望むのは当然だと思うよ。だから、今後に向けてクラブの展望がどうなっているかを聞くのは、普通のことでしかないと思う」

カバーニを引き留められるかどうかは、クラブがその保証をできるかどうかにかかっているのだ。一方で、カバーニ獲得を願うクラブの列も見えている。ドイツからは、来季からバイエルン・ミュンヘンを率いるペップ・グアルディオラ氏が、カバーニ獲得を強く求めたとの噂も届いた。

地元メディアによると、バイエルンは5500万ユーロ(約70億3000万円)を準備しているという。契約解除金の6300万ユーロ(約80億6000万円)に近い金額だ。レアル・マドリー、マンチェスター・シティ、チェルシーといったクラブの関心もあることから、高額での争奪戦になる可能性は高い。

カバーニの兄弟であるグリエルモ氏は、「サッカーではあらゆることが起こり得る。彼がヨーロッパの名門クラブのユニフォームを着る彼を見られれば、家族は幸せだよ」と話している。