直接対決に向かうナポリには、一つ確実なことがある。ミランとの一戦がどういう結果に終わっても、順位に変動はない。2位の座は確保することになる。この前提条件により、ワルテル・マッツァーリ監督率いるナポリは、精神的に厄介なサン・シーロでの一戦に落ち着いて臨むことができるだろう。

だが、マッツァーリ監督に警告を発しているデータが一つある。アウェーでのビッグマッチに関するデータだ。彼が率いるナポリはここまで、アウェーでの直接対決に勝っていないのである。今季はユヴェントス、インテルに敗れ、フィオレンティーナ、ラツィオとは引き分けている。

さらにナポリ側を警戒させるデータが、ミランとの直接対決の戦績だ。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長が就任してから、ナポリはサン・シーロでミランを下したことがないのである(2分け3敗)。

もちろん、予想とはひっくり返すためのものでもある。2位の座を完全に確実なものとし、チャンピオンズリーグ(CL)へのストレートインを決めるために、マッツァーリ監督は大きな結果を残したいと望んでいるだろう。ドレッシングルームは、フィレンツェで衰えの兆しも見せたミランを倒せるという強い自信を感じている。

さらに、ミランがFWマリオ・バロテッリを出場停止で起用できないことも、小さくないことだ。一方で、ナポリはトリデンテの好調ぶりに期待できる。FWエディンソン・カバーニ、FWゴラン・パンデフ、MFマレク・ハムシクの3選手は、それぞれの力で2位の座を守っているところだ。

また、誰もがユヴェントスは抜け出したと言っているが、ナポリのドレッシングルームには一つの協定がある。数字上でスクデット獲得が決まるまで、誰も諦めてはいけないというものだ。勝ち点差は9だが、ナポリは信じているのである。

なお、ブラジルからは、ナポリがグレミオMFフェルナンドに関心を抱いているとの報道が届いた。グレミオの幹部の一人が、ナポリとの良好な関係を語っている。ナポリは1月、FWエドゥアルド・バルガスをレンタルでグレミオに放出した。同選手が12月までグレミオに残り、7月にフェルナンドがグレミオに加わる可能性もあるかもしれない。