右ローで崩れ落ちたユライアは、パウンドを受け潜りスイープへ。首を殺し、パスに成功したアルドはクルスフィックから顔面にパウンドを集中する。ユライアのブリッジにも、万全のヒューズ・ポジションを取った王者は、左エルボーとパウンドを落とし続ける。残り30秒、パンチを受け続けるユライアの動きが少なくなってくる。ブリッジし、ヒザを突き上げるユライアは、永遠のような30秒を耐えきり、最終ラウンドに進むことに。

「スタンドで決めろ」という師匠アンドレ・ペデネイラスの叱咤を受けた王者は、ユライアの突進をかわすと、右ローを放つ。サウスポーに構えるユライアだが、攻撃のリズムを掴めず、すぐにオーソに戻す。必死にテイクダウンを狙ったユライア、足を引き抜かれてガードを強いられる。スタンドで待ちうけるアルド、レフェリーはブレイクを掛けない。

ようやくブレイクが掛り、ユライアがスタンドへ戻るが、サウスポーを続けたままだ。テイクダウン狙いから、前方へ一回転し、立ち上がったユライア。逆転へ攻め手がない。残り90秒、簡単にユライアのテイクダウン・アテンプトを切ったアルドは、左ボディを思い切り打ち込む。無理に攻めない王者、ユライアはテイクダウン狙いから、ガードへ。残り40秒となっても、寝転がったままのユライアは、立ち上がることができず、王者が背中を向けて距離を取ったところでタイムアップとなった。

最後はアグレッシブさが売りのユライアが、サバイバルに転じたように、5R判定となったが、アルドは圧倒的な力の差を見せつけた。結果、判定は49-45 が2人、50-45が1人。このスコアが、両者の差を示していた。

「ユライアはとてもタフで、グレートなチャンピオンだった。ユライアがスイッチすると、無理せず攻めなかった。自分が練習で積んできたこと以外はできない」と最後までクールだった王者アルド。「レッグキックのディフェンスは一生懸命やってきたんだけど――。アルドは速かった、タフな試合になったよ」というユライアに、最後まで地元のファンは大歓声を送り続けた。