――好きな物が仕事になった時に、それが嫌いになってしまう人も中にはいますが、真木さんはそういう点は大丈夫でしたか?

真木:いや、大丈夫ですね。自分の声を聴いて、「声優さんに比べてだめだな」とか自分にダメ出しするところはたくさんあるんですけど、それでアニメが嫌いになるってことはなくて、むしろそれで声優というお仕事ってすごく大変なんだなってことも分かったし。なので、今は意識してアニメを見るようになりましたね。

――研究心みたいな?

真木:そうですね。まだ2作品しか参加してないから、声優っていうのがどういう仕事かを100%知れたわけじゃないんですけど。声優ってテンションの持ってき方が難しかったりするので、アニメで声優さんの声を聴くと、「すごいな。これどうやってるんだろう」って。

――昨年は、ドラマ、映画、CMと大活躍の年でしたがご自身の中で変わった部分などはありますか?

真木:昨年は色んな体験をさせてもらいました。声優もはじめてでしたし、自分の名前のついたドラマをやらせてもらったっていうのもすごく嬉しかったですし。自分ではずっと無理だと思っていた化粧品のCMもやることができて、すごい1年でしたね。今までは自分は芝居しか考えられないってところがあったんですけど、新しいことをしていこうと思ったきっかけになった1年でしたね。

――先ほど、化粧品のCMが決まった時に驚いたとおっしゃっいましたが、あのCMは真木さんが歌って踊る姿がとても印象的でした。レッスンは大変でしたか?

真木:大変でした! ロスで撮ったんですけど、到着してすぐ、撮影の前日に初めてダンスレッスンをしたんですが、一日しかなかったのですごく大変でした。

――そういったハードなスケジュールの中で、真木さんが気分転換にすることは何かありますか?

真木:寝る前の時間ってすごく大切なんで。ちっちゃい頃から本当に漫画が大好きだったんで、寝る前の数時間でも一人で漫画を読みふけるのが一番至福の時で。なので、必ずその時間はとるようにしてましたね。

――それで翌日からまた頑張れる?

真木:そうですね。一度仕事から離れて。

――では最後に、真木さんが思う「ピューと吹く!ジャガー」の最大の魅力を教えてください。

真木:ジャガーさんだけじゃなくて「すごいよ!!マサルさん」の頃からずっとそうだったんですけど、本当に「どうしちゃったんだろう?」っていうオチの付け方とか(笑)。うすたさんの突っ走った感じっていうか、すごく気持ち良い感じでこっちを裏切ってくれるやり方が私は大好きで。私がジャガーの中で好きなのは、本編とは関係ない話になっちゃうところなんですよね(笑)。「月刊タオル」とかいう訳のわからない4コマ漫画が突然始まったりとか。自分勝手なところがすっごく好きですね。


「ピューと吹く!ジャガー 〜いま、吹きにゆきます〜」ストーリー

とあるフリマのお店で、何かを買わないと気まずい感じになったピヨ彦は、仕方なく筒状のオブジェがついたチョーカーを購入する。そして、ちょうど会場に居合わせたジャガー、高幡不動とともに父ハメ字郎の珍笛ブースを覗いたりしたのち、帰途につく…。そんな、よくある一日のハズだった…。

監督・脚本・キャラクターデザイン:FROGMAN
原作:うすた京介
出演:藤原啓治、金丸淳一、真木よう子、板東英二、伊武雅刀

公式サイト: http://www.pyu-to.com/
2009年1月10日(土)より、TOHOシネマズ系にて全国ロードショー