森保体制8年目。勝負の夏が始まる。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 北中米W杯の開幕が刻一刻と迫っている。「優勝」を目指す森保ジャパンは、世界からどう見られているのか。

 アメリカの大手スポーツメディア『ESPN』は、「日本は2050年までにW杯で優勝する計画を掲げている。2026年には、その目標にどれだけ近付けるだろうか?」と題した特集記事を掲載。ベスト16が最高成績の日本が「次のステップへ進む上で最大の障害は、おそらく日本自身にある」と分析している。

「モリヤスに対する最も頻繁な批判は、最も重要な局面で過度に慎重になりすぎているという見方だ。2022年のドイツ戦とスペイン戦での勝利はカウンター攻撃を軸とした戦術によるものであり、それ自体は妥当な選択だった。しかし、日本が圧倒的な勝利候補と見られていた一戦でさえ、彼が『様子見』の姿勢でチームを率いたのは不可解だった。その結果、コスタリカに0−1で衝撃的な敗北を喫した。

 もちろん、今大会の初戦となるオランダ戦のように、世界トップクラスの強豪と対戦する際に、日本が突然の総攻撃に打って出るようなことは無謀だろう。しかし、進歩は小さな一歩の積み重ねでも実現できるはずだ。完全に引いてカウンターを狙う戦術に固執しないこと。強豪相手であっても、より多くのボール支配率を確保しようと試みること。モリヤスがどのような布陣を敷くかは、チームの行方を占う良い指標となるだろう」
 
『ESPN』はそして、「現実的であることは、野心を犠牲にすることとは無関係であるべきだ」「日本は『どんな相手にも勝てる』と信じてプレーして初めて、頂点に立てるのかもしれない。過去の成績は、彼らがそれを成し遂げられる事実を示している」と伝えた上で、こう締め括った。

「日本の目標がW杯優勝であり、早ければ今年にも達成しようとしていることは明らかだ。その信念を口頭で繰り返すことと、ピッチ上のプレーでその信念を証明することは、全く別物である。2050年までのW杯制覇という公約を果たす道のりにおいて、たとえ小さな一歩であっても、この夏に進歩を見せることができれば、それで十分なのかもしれない。史上初めてベスト8に進出すること。そして、さらに大きな夢を見ること」

 森保体制8年目で、まずは8強の壁を打ち破り、進化を証明できるか――。勝負の夏だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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