田久保眞紀氏(写真:時事通信)

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学歴詐称疑惑で静岡県伊東市の市長を辞職した田久保眞紀氏(56)の裁判が、予定よりも遅れる見通しとなった。田久保氏側は4月に事件の争点や証拠を事前に整理するための“公判前整理手続”を請求していたが、5月18日に静岡地裁が実施を認めたことによる。

「本来は審理をスムーズに行うための“公判前整理手続”は、田久保氏側には、法廷での審理を前に、検察側の主張や要求する証拠類などを探る思惑があったとされています。検察側の出方を知る機会ともいえるいっぽうで、公判を遅らせる“時間稼ぎでは”といった指摘もあがっていました。実施は6月以降で調整中とみられており、初公判の日程は後ろ倒しになりそうです」(地方紙記者)

この件を報じたネットニュースのコメント欄には、田久保氏に対する厳しい声が並んだ。

《時間を長引かせる工作や演技も多く悪質性が飛び抜けている。情状酌量の余地はどこにもない見当たらない。》
《要は裁判前にあらかじめの証拠や起訴内容を公にさせて、それに対してお得意の嘘や屁理屈を駆使しまくって算段したい思惑でしょう。》
《まあ、とにかく本当に、、、往生際が悪すぎて、、、同じ人間として、美学とかないんかな?と思わざるを得ないかなあ。。》

「初当選から丸一年経ちますが、辛辣な声が集まるのも仕方ないのでは」と話すのは社会部記者だ。

「捜査関係者への取材や一部報道では、田久保氏は卒業証書の偽造のための東洋大学長や法学部長の印鑑を業者に発注していたという、“大胆すぎる偽装工作”が明らかになっていました。報道が事実であれば、提出を求められた直後に偽造した印鑑でニセの証書を作り、市議会議長らに“19.2秒チラ見せ”していたということに。当初の“卒業したと勘違いしていた”発言は真っ赤な嘘で、計画性と悪質さが際立ちます。」

5月7日には、市民有志でつくる団体『田久保前市長×1億円請求プロジェクト』が、伊東市の監査委員へ住民監査請求を行った。現在の伊東市長・杉本憲也氏(44)に対し、一連の“学歴詐称騒動”のなか行われた市議選と市長選に要した費用およそ8,200万円あまりを田久保氏に請求する勧告を要求していた。

「同団体の代表は、“説明責任を果たさない政治は許されない”と田久保氏を非難したうえで、代理人弁護士に対しても責任を追及。捜査で卒業証書の任意提出を拒んだことなどを理由に、“証拠隠滅罪での刑事告発も検討を進めている”と話しており、懲戒請求も考えているようです」(前出・地方紙記者)

“田久保劇場”は法廷へ向かうーー。