日産、3月生産増も通期は減少
日産自動車は27日、2026年3月度および2025年4月〜2026年3月累計の生産・販売・輸出実績を発表した。3月単月のグローバル生産は前年同月比5.4%増となった。一方、通期では同3.7%減と前年実績を下回った。
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3月の国内生産は前年同月比0.5%減と減少したが、海外生産は同7.0%増と伸長した。特に中国は同22.3%増と大きく増加し、全体の生産を押し上げた。
■販売動向
グローバル販売は3月単月で前年同月比7.0%減となった。国内販売は軽自動車が同20.4%増と伸びたが、登録車の減少が影響し全体では微減となった。
通期のグローバル販売は前年同期比4.2%減となり、国内外ともに前年を下回った。海外販売も同2.7%減と減少基調が続いた。
■輸出と市場背景
3月の輸出は前年同月比12.4%減、通期でも同12.9%減と減少した。欧州向けの落ち込みが大きく影響した。
世界市場では地域ごとの需要差が拡大しており、中国市場の回復が生産を支える一方、主要市場での販売減少が通期実績を押し下げた。今後は地域別戦略と商品競争力の強化が課題となる。
