秋篠宮家、年1.2億円支給も「お金が足りない」…資料から分かった「皇族の私的旅行」の驚きの頻度

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何かと批判されがちな秋篠宮家に、今度は「皇族費不足説」が浮上した。年間1億2000万円を、いったい何に使っているのだろうか。

【前編を読む】秋篠宮家「お金が足りない」発言が波紋…「皇族のポケットマネー」の意外な金額と使い道

佳子さまの電話代は?

皇族費は、各宮家に支払われるおカネだ。構成人数などによって金額が変わり、'25年度は秋篠宮家が1億2505万円、常陸宮家4575万円、高円宮家3690万5000円、三笠宮家2806万円だった。

皇族費もまた、使途の大部分を占めるのは人件費とされる。元職員が続ける。

「'84年の参議院内閣委員会の答弁で、皇族費は人件費が52%、物件費(生活費)が48%と明らかにされました。おそらく、その比率は現在も大きくは変わっていないはずです」

秋篠宮家の皇族費1億2000万円のうち約半分が人件費とすると、年間6000万円。私的雇用人の給与を公務員の平均給与と同額程度(約700万円)と仮定すれば、8〜9人を雇用している計算になる。

宮家の構成人数が多ければ、当然、私的雇用人も増える。秋篠宮家では、料理人や運転手のほか、秋篠宮のナマズ研究の研究助手なども雇用していると言われている。

残りの約6000万円が秋篠宮家の生活費ということになるが、実は内廷費と皇族費には大きな違いもある。

「内廷費のほうが『公』でカバーする部分が大きいのです。内廷皇族の場合、水道代や光熱費、電話代などは宮廷費から支出されている。

一方、秋篠宮家をはじめとした宮家は、そういった生活費の大部分を皇族費から賄っています。佳子さまがご友人に長電話をした場合、電話代は皇族費。ちなみに、将来の天皇である悠仁さまの教育費は、素養形成の一環として宮廷費とすることも可能と言われていますが、秋篠宮家は批判をさけるべく皇族費を充てているとされています」(同前)

とはいえ、年間約6000万円もあれば、4人家族の生活費としては十分に思える。秋篠宮夫妻の「足りない」発言が事実だとすれば、何が生活をひっ迫させているのか。

頻繁に「私的旅行」に出かけている

可能性の一つとしてあげられるのが、「私的旅行」である。公表されないことが多いためあまり知られていないが、実は皇族は頻繁に非公式の旅行に出かけている。

宮内庁HP「公共調達の適正化について」のページに掲載されている「随意契約に係る情報の公表(物品役務等)」によると、'25年度だけで下記の非公式訪問が確認できた。

・5月29日→航空機座席借上 260万3621円

・8月7日→航空機座席借上 297万4400円

・8月25日→航空機座席借上 446万9850円

・9月26日→航空機座席借上 339万3780円

・10月24日→航空機座席借上 273万300円

これらはいずれも、皇族の非公式旅行に随行した宮内庁職員の飛行機代だ。皇族本人の旅費は皇族費から賄われていることが多いため、本人の旅費や旅行先は不明だが、たびたび非公式旅行に出かけていることが窺える(宮内庁は「非公式御訪問または私的な御訪問については、内廷費もしくは皇族費で負担されるか、行事主催者等によって負担される場合もあります」と回答)。

私的旅行をふくめ、皇族のさまざまなプライベート活動には、息抜きだけでなく、皇族としての教養を高める意味合いもあるだろう。しかし一方で、国民が物価高にあえぐ状況だけに、「皇族費足りない発言」といった報道が出れば、ブラックボックスであることへの批判が高まるのも当然だ。

令和となった現代において、皇室経済はどうあるべきなのか。皇室事情に詳しい名古屋大学大学院の河西秀哉教授はこう語る。

「誤解しないでほしいのは、皇族方は国民が想像する以上に質素な生活をされているということです。しかし一方で、現在の国民生活は苦しく、『予算の適正な使用』は問われ続けています。皇室費の使途に関する公表・説明については、政府がきちんと議論すべきではないでしょうか」

物価高を受け、'26年度予算は内廷費と皇族費を30年ぶりに引き上げる案が検討されたが、国民生活への配慮などから見送られた。すべては無理だとしても、「おカネの使い方」についてなるべく公表することが、国民の理解を得る近道ではないだろうか。

「週刊現代」2026年4月27日号より

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