警察犬といえばこんなイメージ(日本警察犬協会HPより)

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《可愛さで犯人を籠絡する作戦か》
《こんなん可愛すぎて悪人がナデナデしに出てきちゃうじゃん》
《取り調べ担当だったらハク状しちゃいそうです》

【写真】ネット上でもファン急増中! ポメラニアン警察犬の「ハク号」

 とXで話題となったのは、宮崎県内で初めて警察犬となったポメラニアンの「ハク号」、2歳。小さく、白いふわふわとした毛をまとい、とても可愛らしいビジュアルだ。

警察犬といえばシェパード

 警察犬といえばシェパードという印象だが、ポメラニアンが今回、警察犬として選ばれたのには理由があるのだろうか。

 40年以上にわたり、犬の訓練士をしてきた望月ドックスクール警察犬訓練所の所長である望月利彦さんに話を聞いた。

「シェパードの原産国はドイツですが、世界大戦中に軍用犬として活躍した歴史もあり、探索能力が高く、教えたことを忠実に守る犬種だと思います。

 シェパードはドッグショーなどで活躍するタイプと警察犬など訓練専門のタイプに完全に分かれています。ショータイプのほうは体形の優れた親同士で交配するので、容姿が美しい犬が生まれます。

 訓練タイプのほうも能力が優れた親同士で交配し、訓練犬の優秀な犬たちを警察犬として使っていることが多いです」

 望月さんによれば、シェパードにも訓練性能が優れたタイプと勉強が苦手なタイプがいます。 

「犬種はあまり関係ないと私は思いますね。ハク号が選別や追跡など鼻の性能に優れたタイプであることと、訓練士の教え方が上手だったので今回、警察犬の合格に至ったのではないでしょうか」

警察犬=怖い」のイメージを変える

 ポメラニアンだからこそ、警察犬として活躍を期待できる点は?

「広報としての役割を担うと思います。警察犬、シェパード=怖いというイメージもありますが、ハク号がその印象を変えてくれるのではないでしょうか。

 警察犬だからといって事件や捜索ばかりではなく、防犯のため銀行など金融機関を警パトロールすることもあります。そういったときにシェパードとは違い、ポメラニアンは威圧感なく、防犯に役立つと思いますね」

 警察犬は何歳ごろまで活躍できるのだろうか。

「私の感覚だと8歳ぐらいまでです。人間でいうと60歳ぐらい。定年は人間と同じくらいですね」

 愛くるしいルックスですでに大きな注目を集めているハク号。警察犬としての活躍でも成果を期待したい!