飲み口0.75mm。唇に「器の存在」を感じさせないカップがすごい
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
口当たりの繊細な薄口グラスは、飲み物本来の風味を鮮やかに引き出してくれます。
でも、その壊れやすさからつい「来客用」になりがちで、食器棚の奥で出番を待っていることも多いもの。
一方、毎日使うグラスはその頼もしい厚みがどこか味の輪郭をぼやけさせている気がします。
美味しさをとるか、日常使いの気軽さをとるか。多くの人が、無意識にこの二者択一を受け入れてきたんじゃないでしょうか。
しかし、ここに新しい選択肢があります。飲み口はわずか0.75mm、重さは75g。
繊細な口当たりと、日用品としてのタフさを両立した「筒居(つつい)」のノイズキャンセルカップをご紹介します。
器で味が変わる理由
同じ飲み物でも、注ぐ器によって味わいの印象は変わります。厚くて重いグラスは、飲み物より先に「器の存在」が舌に届いてしまいがちです。
そこで「筒居」が掲げたのが、「ノイズキャンセル」という考え方です。唇と飲み物の接点だけを残し、それ以外の要素を削ぎ落としていく。鏡面仕上げの金型で成形された0.75mmのリム(飲み口)は、追加の加工を必要としないほどの滑らかさに仕上がっています。まさに、ミシュラン掲載店で薄口グラスが選ばれるのと同じ理由を、日常の器に落とし込んだ設計です。
割れにくさと薄さを叶えた素材と構造
薄さだけを追うなら、ガラスでも可能かもしれません。しかし「筒居」が選んだ素材は、三井化学が手がける機能性プラスチック「TPX」です。こちら、日本・欧州・米国・中国の4カ国で各国ごとの食品適合認証(FCM)をクリアし、医療分野でも実績のある、科学的に安定した構造を持つ素材でもあります。
着色剤などを使わないシンプルな単層構造も大きな特長。衝撃に強く、万が一落としても破片が床に飛散する危険性をなくします。余計な気を遣わず日常に溶け込むこと。これこそが、この器が目指した「ノイズキャンセル」の真髄です。
どこへでも連れ出せる、自由な設計
容量は、350mlの缶ビールが泡までちょうど収まる400ml。ワイン(125ml)や日本酒(180ml)の目安となる目盛りも備わっています。
少し内側にすぼまった形状は、気流の影響から成分を守り、アロマを保持するための工夫です。
さらにうれしいのが、その収納性。独自構造により、収納時は高さ約7.5cmと、使用時の約半分までコンパクトになります。
スタッキングしてもかさばらず、直径8.9cmはアウトドア用のコッヘル(9cm径)にも収まるサイズ。
キャンプギアとの相性も考慮されています。リビングの食卓から、ベランダ、キャンプ場まで、場所を変えても味わいは変わらない、そんな器なんです。
特別な日のための「一張羅」ではなく、毎日気兼ねなく袖を通せる「上質な普段着」のような存在。いつもの1杯が、かつてない体験へと変わる瞬間を、ぜひご自身の五感で確かめてみてください。

>>器のノイズを減らすことで、飲み物の味が「よりストレートに感じる」ことを伝えたい。
Image: Tsutsui合同会社
Source: machi-ya
