純烈の弟分「モナキ」がSNS8億回再生の快挙!アラサー&アラフォーグループが異例のブレイクを果たした理由

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2026年上半期トップのブレイクへ

純烈の弟分として結成されたばかりのモナキが「2026年上半期で最もブレイクしたグループ」になることは間違いないだろう。

モナキは4月8日にデビュー曲『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』が発売されたばかりであるにもかかわらず、朝の情報番組などで次々に特集が組まれているほか、17日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)にも出演。

SNSの動画が約8億回再生されたほか、各地で行われているファンイベントにも数千人が集まり、「人が集まりすぎて危険」という理由で中止になるケースが続出するなど熱気であふれている。

彼らは誰もが認めるイケメンとまではいかないビジュアルのほか、39歳、37歳、29歳、28歳と平均年齢も高く、ファン以外の人から見たら「何がいいのかわからない」というタイプのグループ。彼らが選出された「セカンドチャンスオーディション」という主旨からひたむきな姿が好感を誘っているのは間違いないが、短期間でのブレイクに至った最大の理由は、純烈のリーダー・酒井圭一によるプロデュースだろう。

ここまで読んで「あれ?どこかで聞いたことがあるような……」と思った人もいるのではないか。アラサー&アラフォーの男性グループ、メンバーごとのカラー分け、セカンドチャンスをつかむオーディション、昭和のムードが漂う楽曲……。

2024年9月にデビューしたSHOW-WAと2025年1月にデビューしたMATSURIとの共通点が多々見られる。両グループといえば連日生出演していた『ぽかぽか』(フジテレビ系)を3月で卒業したことが記憶に新しいが、彼らのプロデューサーは業界の第一人者・秋元康。

どちらも人生のリスタートを掲げたグループながら、プレイングマネージャーのような酒井とグループプロデュースの第一人者・秋元のプロデュースは、まさに真逆であり、その違いがさまざまな点に表れている。はたしてモナキ、SHOW-WAとMATSURIにはどんな違いがあるのか。これまでの歩みや業界内で評価されているところなどを掘り下げていく。

女性人気アイドルとの活発な交流

まずそれぞれの歩みや持ち味をイベント現場で見聞きしたことをベースにあげていこう。

モナキというグループ名は「名もなき」「心もなき」「物もなき」の短縮形として使われるフレーズ。彼らが謙虚や自虐というスタンスで歩みはじめていることがわかるだろう。実際、彼らは「僕ら歌もダンスもへたくそなので」「いい年のおっさんだから」「ツッコまずにはいられないのだと思う」などと謙虚や自虐の言葉を繰り返している。

その他でも、最年少のおヨネがなぜかおかっぱ頭であるほか、パフォーマンスやデビュー曲なども含め、「カッコつけない」「ちょっとダサい」くらいのさじ加減を徹底。さらに純烈や酒井への信頼感もあって、歌やダンスもMCも発展途上の段階であるにもかかわらず、彼らのステージは不思議なまでの多幸感に包まれている。

そんなモナキの存在が知れ渡ったのはTikTokをはじめとするSNSによるところが大きい。毎日複数の動画をアップすることで彼らの歌とダンスは幅広い世代に伝わり、親の影響ではない高校生ファンの多さに驚かされる。

さらに「踊ってみた」動画をCANDY TUNE、CUTIE STREET、=LOVE、Juice=Juice、iLiFE!などの若手人気アイドルグループが次々にアップ。モナキも相手グループの「踊ってみた」動画をアップすることで認知度を高め、ファン層を広げている。

このような「昭和のムードがただようアラサー&アラフォーのグループがTikTokをフル活用する」という一見ミスマッチな戦略がハマったと言っていいだろう。特にTikTokの更新が活発な女性アイドルグループと絡めたことが大きかったのではないか。

デビュー前に計13本に及ぶ「モナキ誕生 密着ドキュメンタリー」をYouTubeで公開したことなども含め、酒井がネット戦略を重視した様子がうかがえた。ブレイクまでに長い年月を要した純烈とは真逆のスピード感であるところにプロデューサーとしての才覚が見える。

ネット戦略を進める一方、イベントでは純烈譲りの温かさで魅了。彼らは高いステージ上ではなくファンのもとを訪れる「ラウンド」でファンとふれ合い、動画や写真撮影のハードルも他のアイドルグループより低い。目先の利益だけを追うのではなく、まずは目の前の人を楽しませようというスタンスがメンバーだけでなくスタッフからも伝わってくる。

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【つづきを読む】なぜ今アラサー&アラフォーアイドルが熱い?純烈「モナキ」vs秋元康「SHOW-WA&MATSURI」真逆のプロデュース戦略

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