「相席食堂」宇治市の老舗うなぎ店で店主が人気声優に“腰タッチ”が物議 現在は体験予約を停止
お笑いコンビ・千鳥がMCを務めるABCテレビ系バラエティー「相席食堂」の7日放送回が、TVer放送で一部シーンがカットされた。これに各メディアは、同局が「出演者に対し不適切な行為があった」という旨のコメントを報じている。
同番組は芸能人が日本各地で街ブラロケを遂行し、そのありさまがスタジオで放映され、千鳥が面白おかしく評価するもの。7日の放送回では、5人組アイドルグループ・M!LKの塩崎太智(正しくは、たつざき)が京都・宇治市でロケをおこない、うなぎのつかみ取りから串打ち、焼くまでを体験できる老舗うなぎ店「うなぎのしお冨」を訪問。すると、店内にはたまたまプライベートで同市を訪れていた声優の黒沢ともよ、豊田萌絵と遭遇。そこからロケが3人で取り組む運びとなった。
すると、串打ちに挑戦している豊田に指導していた男性店主が背後から腰を両手で2回、ポンポンと触られる場面がみられた。さらに店主は、黒沢にも同様の“腰ポンポン”を行い、この行動に塩崎はあ然とした表情を浮かべていた。
VTRを見守っていた大悟が、「ケツ触ってた?」と反応し、ノブが「うなぎみたいな顔したハゲおやじが」とツッコミを入れた。さらに大悟は「このためにやってるから。うなぎ体験」と悪ノリすると、ノブも「このセクハラのために」と同調。
大悟が「交代ですよ、のサイン」と店主の“セクハラ”をフォローしていたが、ノブは「言ったらいいやん、『交代です』って!」と指摘していたが、店主の悪ノリは“おふざけ”レベルでは済まされなくなった。
放送終了後、ネット上では「両手で腰を触るような動作だったから、他意はなかったとしてもキモかった」「尻じゃなく腰でもアウト!」「勝手に腰を触られるって嫌だな」といった店主への批判が集まる。
一方で、「せっかく取材に協力したのに、芸人が笑いながら『ケツ触ってない?』と言われてクレーム受けて店はめちゃくちゃとばっちり」「番組がきっかけで解雇になったり店がつぶれたりする可能性もある」「ケツは触っていなかったし切り抜きしか見ていない人が叩きすぎ」との擁護の声も散見された。
Tverでは当該シーンカット、同局も不適切と認める
TVer版では、塩崎らが店主のさばいたうなぎを触る場面はあったものの、串打ちする場面やそれに対する千鳥の反応はすべてカットされていた。同局は13日、ニュースサイト「オリコンニュース」の取材に応じ、「当該放送において、出演者に対し不適切な部分がございました。制作においては、人権に対して細心の注意を払うべきところ、今回はその認識が不十分であったことを深く反省しております」と回答したとし、ロケで不適切な場面があったことを認めたという。
だが、テレビの影響力はすさまじく、同店の従業員に直撃した15日のニュースサイト「NEWポストセブン」(小学館)では、無言電話などもかかってきていると報じている。また、店主の行為については、「番組で大悟さんがおっしゃった通り、店主は交代の合図のつもりで触れたようです」と証言し、「うなぎを扱う最中できれいな手ではないので、相手が着けているエプロンの部分に触れようとした結果、腰のあたりをチョンチョンと」と行為の詳細を語った。
また、スタジオでのノブが発した「『“交代です”と声をかければいいじゃないか』というご意見はおっしゃる通りではあるのですが、なかには夢中になって交代しないお客様もいらっしゃいますし、うなぎの串は先が尖って危ないというのもあり、分かりやすい合図ということで、あのような形になってしまいました」と釈明。従業員は「お客様が女性でも男性でも、大人でも子どもでも、同じやり方をしていた可能性があります。決して、“若い女性だから触った”ということではありません」と訴えている。
老舗として、伝統の継承やしたたかな革新を続けることによって生き延びてきた同店だが、現在は串打ち体験の予約を停止していると伝えられている。結果的にとんだ被害を受けたようだ。
