鹿児島読売テレビ

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 4月8日、阿久根市の海底から81年ぶりに引き揚げられた旧日本軍の戦闘機、紫電改。15日、機体を調べたところ両翼の弾倉から大量の機銃弾が見つかりました。16日は自衛隊によって機銃弾を取り出す作業が行われ、700発あまりが回収されました。

 こちらが回収された機銃弾です。山のように積まれた機銃弾はほとんどが砂に覆われていますが、真鍮のような金属が見えるものもあります。

 16日朝、出水市の港では旧日本軍の戦闘機、紫電改の両翼の弾倉から機銃弾を取り出す作業が行われました。

 紫電改は1945年4月、出水市の上空でアメリカのB29編隊と交戦し阿久根市の折口浜に不時着。搭乗していた林大尉は命を落としました。

 林大尉の霊を慰め貴重な戦跡を遺そうと4月8日、81年ぶりに地上へ引き揚げられました。

 県警の捜査員などが15日、機体を調べたところ、弾倉の中から直径20ミリ、長さ約17.5センチの機銃弾が残っているのが見つかりました。 自衛隊の不発弾処理隊が15日から機銃弾を取り出す作業を行っていて、16日も隊員を増やして作業にあたりました。

 自衛隊によりますと回収された機銃弾は計712発。

 NPO法人北薩の戦争遺産を後世に遺す会によりますと、4つある弾倉には機銃弾約800発を格納できるということです。

 回収された機銃弾は自衛隊によって爆破処理されるということです。