ホルムズ海峡危機で靴業界にも大ダメージ…現場のプロが「早めに買っておいたほうがいい靴」を解説
◆できれば早めに買っておいたほうがいい靴「各メーカーのド定番モデル」
あくまで個人的な推察の上、ということで読んでください。地味に一番ヤバいのがニューバランスやアディダス、ナイキやサロモンの「ド定番モデル」です。「原価高騰=価格高騰」というレベルではありません。材料が「ない」のです。つまり生産自体が一時的にでも止まる可能性が高い。ナフサ不足、石化工場の減産、サプライチェーンの停止が現時点で起きています。この悪条件はどの靴にも言えることですが、とりわけ「自分だけの定番靴」が決まっているなら、少しだけ早く買っておいたほうがいいかもしれません。定番モデルは「いつでも同じものが買える」ことで成り立っていますが、材料の供給が崩れると、まずサイズ欠けが起き、次にカラーが減り、入荷も不安定になります。結果はシンプルに欲しいサイズが、欲しいタイミングで買えなくなります。定番の怖さは値上げではなく、「いつでも買える」が崩れることです。
【シューフィッター佐藤靖青】
イギリスのノーサンプトンで靴を学び、20代で靴の設計、30代からリペアの世界へ。現在「全国どこでもシューフィッター」として活動中。YouTube『足と靴のスペシャリスト』。靴のブログを毎日書いてます『シューフィッター佐藤靖青(旧・こまつ)@毎日靴ブログ』。著書『予約の取れないシューフィッターが教える正しい靴の選びかた』
