ちょうどいいコンパクトSUV!

写真拡大

トヨタ新型「ちいさいSUV」に熱視線!

 欧州市場における電動化のラインナップをさらに盤石なものにするため、トヨタの英国法人は2025年12月1日、新しいSUVタイプのBEV(バッテリー式電気自動車)である「アーバンクルーザー」を発表しました。

 すでにイギリスでは「bZ4X」や「C-HR+」といったBEVが展開されていますが、新型アーバンクルーザーが加わることで、ユーザーはより幅広い選択肢から最適な一台を選べるようになっています。

【画像】超カッコいい! これがトヨタの新型「ちいさいSUV」です!(30枚以上)

 新型アーバンクルーザーは、トヨタとスズキが電動車分野で手を組み、共同で開発したモデル。スズキ初のBEVとして話題を呼んでいる「eビターラ」とは兄弟車の関係にあり、生産はインドで行われます。

 eビターラが主に日本やインドなどのアジア圏をターゲットにしているのに対し、新型アーバンクルーザーは欧州市場を主戦場として見据えているのが特徴です。

 新型アーバンクルーザーの外観は、最新の“トヨタらしさ”が随所に散りばめられています。「アーバンテック」というコンセプトのもと、フロントフェイスには近年のトヨタ車を象徴する「ハンマーヘッド」デザインが採用されました。

 一方で、サイドやリアの造形は兄弟車であるeビターラの良さを引き継いでおり、洗練された都会的なスタイルを実現しています。

 ボディカラーのバリエーションも豊富で、シンプルなモノトーンが6色、モダンなツートーンが5色と、選ぶ楽しさも備わっています。

 ボディサイズは、全長4285mm×全幅1800mm×全高1635mmと、日本国内のトヨタ車と比較すると「ヤリスクロス」より一回り大きく、「ハリアー」よりはコンパクトという、扱いやすいサイズ感に収まっています。

 室内空間についても、eビターラと共通の機能美あふれるインテリアが採用され、特に、メーターやナビゲーションが一体となった「インテグレーテッドディスプレイ」は、先進的でありながら直感的な操作が可能です。

 後席の居住性にもこだわっており、シートのスライド機能やリクライニング、さらには「40:20:40」の分割可倒式シートを採用したことで、荷物の量や乗員に合わせて自由自在にアレンジができます。

 ワンクラス上のゆとりを感じさせる設計は、ファミリーユースでも重宝するでしょう。

 走行性能については、フロントモーターによる前輪駆動(FWD)方式が採用されました。ラインナップは2種類で、出力106kW(144馬力)に容量49kWhのバッテリーを組み合わせた仕様と、出力128kW(174馬力)に容量61kWhのバッテリーを載せた仕様から選べます。

 航続距離は、49kWhモデルが約345km、61kWhモデルが約425kmとなっており、街乗りから週末のドライブまで安心してこなせる実力を持っています。

 英国でのラインナップは、エントリーグレードの「アイコン」(2万9995ポンド/約639万円)、上位グレードの「デザイン」(3万3495ポンド/約713万円)、最も装備が充実した「エクセル」(3万5745ポンド/約761万円)まで、ニーズに合わせたグレード展開となっています(2026年4月上旬時点のレート)。

※ ※ ※

 新型アーバンクルーザーについて、日本のユーザーからも多くの反響が寄せられています。

「都会的で洗練されたデザインが良い」「これからのEVの主流になりそうなセグメント」といった好意的な意見が多く、なかには「日本での発売を首を長くして待っている」「国内に導入されたらライバル車と良い勝負になりそう」といった、日本市場への導入を熱望する声も目立ちました。

 トヨタが欧州で着実に広げる電動化の波が、今後どのように世界へ広がっていくのか期待が高まります。