内モンゴル自治区ウランチャブ市チャハル右翼前旗玫瑰営鎮紅旗村の観光農園で、完熟したイチゴを収穫する職員。(3月24日撮影、ウランチャブ=新華社配信)

 【新華社フフホト4月7日】中国内モンゴル自治区ウランチャブ市チャハル右翼前旗で、ハウス栽培のイチゴが収穫を迎え、農家に豊かな実りをもたらしている。

 玫瑰(まいかい)営鎮紅旗村の観光農園には、果実の甘い香りが漂っていた。李玉存(り・ぎょくそん)さんのハウスでは、中国で「クリームイチゴ」と呼ばれる甘みの強い品種が収穫の最盛期を迎えていた。市場の評判も良いという。

内モンゴル自治区フフホト市玉泉区後本灘村のブルーベリー栽培拠点で、ブルーベリーを収穫する職員。(3月24日撮影、フフホト=新華社配信)

 李さんは「観光客が毎日イチゴ狩りに来る。週末には予約が必要だ」と顔をほころばせた。一番果は半月前に収穫を終え、今は2番果の時期で収穫は6月まで続くという。「今の価格が続けば、このハウスだけで2万〜3万元(1元=約23円)の収入が見込める」と語った。

 玫瑰営鎮のハウス栽培の中核を担う紅旗村の観光農園には、規格化されたハウスが149棟あり、1棟当たりの年間売上高は約2万元に上る。ブドウを主力に、イチゴやミニトマトなど複数の品目を組み合わせて栽培し、栽培や管理、収穫作業などが近隣の村民に就業機会をもたらしている。

内モンゴル自治区フフホト市玉泉区後本灘村のブルーベリー栽培基地で、温室の自動灌水・施肥システムを操作する職員。(3月24日撮影、フフホト=新華社配信)

 同鎮は自治区中西部で最大規模のブルーベリー栽培拠点でもあり、機能性成分を高めたブルーベリーを有機栽培している。責任者の徐宇青(じょ・うせい)さんによると、現在はハウス8棟、栽培面積36ムー(約2.4ヘクタール)のブルーベリーの収穫が最盛期で、1棟当たりの生産量は約6トンを見込んでいる。

 ブルーベリー産業も住民の地元での就業を可能にした。住民の1人は「今は出稼ぎに行かなくとも家の近くで長く働ける。時間も融通が利き、収入も安定している」と語った。(記者/哈麗娜)

内モンゴル自治区フフホト市玉泉区後本灘村のブルーベリー栽培拠点で、ブルーベリーを収穫する職員。(3月24日撮影、フフホト=新華社配信)