今井達也(中、ロイター)

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 アストロズ・今井達也投手(27)のメジャーデビュー戦がほろ苦い結果に終わった。29日(日本時間30日)の本拠地エンゼルス戦に先発でメジャー初登板し、2回2/3安打4失点で降板。勝敗は付かなかったが74球中、ストライクが半分以下の36と制球が定まらず、今井は「少し緊張していた。いつもとは違う雰囲気だった」と初登板のプレッシャーがあったことを認めた。

 デビュー戦から一夜明けた30日(日本時間31日)、米メディア「ファンサイデッド」が今井の初陣を総括。「球威は問題ない。彼の持ち味は本物だ。問題は速球の制球難だ」とし「「数字を見るとデビュー戦の緊張だけでは片づけられない懸念が浮かび上がる」と解説した。

 守備の関与しない与四球、奪三振、被本塁打の3項目から防御率を評価する指標のFIPが5・21、FIPの要素などから今後の防御率を予測する指標のSIERAが6・20だったと指摘する同メディアは「リーグ平均はどちらも4・00前後。四球と奪三振が同数の場合、これらの数字はデビュー戦の緊張によるものではない」とした。

 今井にはドジャースも注目していたが、今年1月にアストトズと3年総額5400億ドル(約98億円)で契約。「1回の登板で投手の評価は決まらない」と前置きした上で同メディアは「ドジャースとアストロズは今冬、この魅力的な新戦力に注目したが、ドジャースは獲得を見送った。どうやら彼らは何かを知っていたようだ」と意味深な言葉を続けた。

 そして「ドジャースは同じ投手に注目し、同じリスクを評価し、グラスノーと山本をローテーションの中心に据えた。シーズン開幕から1週間たち、その判断はまさに正しかったと言える」と締めた。