日本戦のスコットランドに強さを感じなかった。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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「スコットランドのパフォーマンスが悪すぎる」

 そんな声が記者席から漏れてくる。現地時間3月28日、ハムデン・パークで開催された日本戦はスコットランドのホームゲーム。にもかかわらず、立ち上がりからなかなかボールを握れず、25分以降は日本に押し込まれる時間帯も多かった。

 前半途中にスコットランドのサポーターが指笛でブーイングしていた事実からも分かるとおり、この日のホームチームは低調なパフォーマンスに終始した。CFのダイクスにボールが収まらず、組み立ても中途半端。「ワールドカップに出るチームなのか」と呟くライターもいた。

 確かにそうで、スコットランドに怖さはなかった。テクニカルでも狡猾でもなく、単純なパワー頼み。消化不良の感は否めなかった。8分にマクトミネイ、55分にロバートソンが惜しいシュートを放ったものの、結局、ゴールを奪えてない。
 
 65分以降、主力を投入した日本の攻撃に明らかに後手に回っていた点も踏まえれば「ワールドカップに出るチームなのか」との声にも頷ける部分がある。

 84分に失点すると、スコットランド・サポーターが一気に帰り始める。結果は0−1の敗戦。親善試合とはいえ、28年ぶりに出場するワールドカップに向けて厳しい内容だった。どちらがホームなのか分からない展開だった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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