最近は、メイン冷蔵庫のほかにもう1台「セカンド冷蔵庫」を購入する家庭が増えています。ミニマリストのめいさん(40代)も、ものをもちすぎない暮らしを送りながらも、あるきっかけから冷蔵庫を2台もちにしたそう。その理由と、めいさんが大切にしている“ものの選び方”について教えていただきました。

少ないほうがラク。でも暮らしはそれだけじゃない

ミニマリスト歴13年のインスタグラマー、めいさん。いくつもの大型収納家具、ソファなどを手放し、「余白を愛でる暮らし」を意識して生活しています。

【写真】2台目に導入したミニ冷蔵庫

「インテリア雑貨も、なんとなくすてきに感じて衝動買いを繰り返していました。今、暮らしの彩りは植物がメイン。なにもないことで生まれる余白に癒(い)やされています」(めいさん、以下同)

ものが少ないことで、掃除は劇的にラクになりました。管理やお手入れをしなくてもいいため、家事に支配される時間が大幅に減ったそうです。

「でも、なにもかも減らし、もたないと決めているわけではありません。ものを手放してから心の疲れも減り、自分のやりたいことや挑戦したいことがはっきり見えてきて、それによって必要なものも出てきたのです」

冷蔵庫はメインとサブの2台もち

ライフオーガナイザーとして片付けサービスに従事したのち、現在はアロマセラピスト・植物療法士として活動しているめいさん。

仕事道具である、要冷蔵のアロマ化粧品やハーブチンキ(ハーブの濃縮液)を保管するためのセカンド冷蔵庫を新たに購入しました。

ちょっとした雑貨ならまだしも、同じ役割の家電を増やすことは、ミニマリストでなくとも抵抗を覚える人が多いでしょう。

「でも、仕事道具は家族も使う冷蔵庫とは分けて管理したかったのです。別々にした結果、どちらの冷蔵庫もごちゃごちゃになることなくすっきりすみ分けできています。家族が仕事道具の置き場所を動かしたりする心配もありません」

めいさんがものを増やすときに大切にしているのは、「なぜ必要なのか」を自分の中ではっきりさせていること。

「ほかの人がどう思うかや、一般的かどうかではなく、自分にとって必要かどうか。それが明確なら、迷わずに選べるのだと思います」

仕事で増やした「セカンド冷蔵庫」電気代に変化は?

コンパクトなセカンド冷蔵庫を選ぶ際に重視したのは、サイズ感とシンプルさ。

「パントリーのスペースに収まるサイズ感で探しました。保存するものはほぼ冷蔵品なので、冷凍スペースは少なめのものを選択しています」

1台で使っていた頃と比べても、電気代が明らかに上がった兆しは見られないとのこと。

「仮に電気代が増えたとしても、仕事専用の冷蔵庫は必須。分けたことで得られた快適さは手放せません」

めいさんは、ミニマリストであるかどうかに関係なく、納得いくものを選ぶことが大切だと話します。

「なんとなく欲しい。なんとなくこれがよさそう。そういう理由で選ばないようにしています。なんのために買うのか、どんな機能が必要なのかを考え抜いて選ぶと、飽きたり処分したりすることもなくなります」

ものを増やすこと自体が悪いわけではありません。ものが多いことに悩んでいるなら、それは明確な理由がないままものを買っているからかもしれません。この機会にもののもち方、選び方を見直してみてはいかがでしょうか。