初の代表スタメンも「そんなに緊張しなかった」190cmSB小泉佳絃(明治大)は好アシスト、大岩監督「当然のポテンシャル」
[1.13 U23アジア杯GL第3節 日本 2-0 カタール ジッダ]
代表で初めてのスタメンを飾った。“ロス五輪世代”U-21日本代表はAFC U23アジアカップのグループリーグ第3節でカタールに2-0の勝利。DF小泉佳絃(明治大2年)は先制点をアシストし、勝利に貢献した。
「国歌を聴いたときは日本代表として出るんだなと思った。少し緊張があったけど、思い切りやろうと思っていたので、試合が始まったらそんなに緊張することはなかった」
そう語る小泉だったが、笑いながら振り返る様子にはどこか余裕すら垣間見えた。昨年11月のイングランド遠征2試合でキャリアを通じて初めて日の丸を背負った。いずれも途中出場であり、今回のU23アジア杯でも第2節・UAE戦で後半32分からの途中出場。代表4試合目にしてスタメンとしてピッチに立った。
前半30分には均衡を破る起点となった。左サイドからボールがつながり、右サイドの小泉が収める。「誰かというより、ファーが空くというのは言われていたので、そのファーをイメージして蹴った」。右足で大きく蹴ったボールは放物線を描きながらPA左へ。待ち構えたFW古谷柊介がヘディングシュートで先制点を挙げた。
190cmに似合わぬスピードで前への推進力を発揮。ただ上下動を繰り返すだけでなく、サイドの内側に立ち、相手のプレスをかく乱させることも意識した。「相手が5バックで、(前の)3枚の左の選手がCB、前半だったら土屋、後半だったらタリクのところに出てくることがわかっていた。その選手を迷わせる意味で、中に入ってCBに思い切ってプレスをかけさせないようにイメージした。そこはうまくいった」。ボールを受けても簡単に蹴らず、冷静につなぐように攻守の起点にもなった。
昨年10月に右SBに転向し、青森山田高時代はもともとCBだった。全国高校選手権を制覇した守備力にも自信はあり、アジアを相手に初のフル出場で完封を達成した。
抜擢した大岩剛監督も「それくらいやれて当然のポテンシャルを持っている」と目を細める。「自信を持つきっかけになればいいし、チームに勢いをもたらす存在になる」と力を込めた。
すでにグループリーグ突破が決まった試合ということもあり、チームとしても余裕があるなかでの試合。小泉自身は緊張という言葉を発していたが、それでもまだ伸びしろを感じさせる動きだった。ここから先は一発勝負の決勝トーナメント。小泉は「グループリーグで勢いに乗っている分、いい準備をして戦えれば絶対に勝てると思う。流れに乗って全員で戦っていければ」と躍進を誓っていた。
(取材・文 石川祐介)
代表で初めてのスタメンを飾った。“ロス五輪世代”U-21日本代表はAFC U23アジアカップのグループリーグ第3節でカタールに2-0の勝利。DF小泉佳絃(明治大2年)は先制点をアシストし、勝利に貢献した。
「国歌を聴いたときは日本代表として出るんだなと思った。少し緊張があったけど、思い切りやろうと思っていたので、試合が始まったらそんなに緊張することはなかった」
前半30分には均衡を破る起点となった。左サイドからボールがつながり、右サイドの小泉が収める。「誰かというより、ファーが空くというのは言われていたので、そのファーをイメージして蹴った」。右足で大きく蹴ったボールは放物線を描きながらPA左へ。待ち構えたFW古谷柊介がヘディングシュートで先制点を挙げた。
190cmに似合わぬスピードで前への推進力を発揮。ただ上下動を繰り返すだけでなく、サイドの内側に立ち、相手のプレスをかく乱させることも意識した。「相手が5バックで、(前の)3枚の左の選手がCB、前半だったら土屋、後半だったらタリクのところに出てくることがわかっていた。その選手を迷わせる意味で、中に入ってCBに思い切ってプレスをかけさせないようにイメージした。そこはうまくいった」。ボールを受けても簡単に蹴らず、冷静につなぐように攻守の起点にもなった。
昨年10月に右SBに転向し、青森山田高時代はもともとCBだった。全国高校選手権を制覇した守備力にも自信はあり、アジアを相手に初のフル出場で完封を達成した。
抜擢した大岩剛監督も「それくらいやれて当然のポテンシャルを持っている」と目を細める。「自信を持つきっかけになればいいし、チームに勢いをもたらす存在になる」と力を込めた。
すでにグループリーグ突破が決まった試合ということもあり、チームとしても余裕があるなかでの試合。小泉自身は緊張という言葉を発していたが、それでもまだ伸びしろを感じさせる動きだった。ここから先は一発勝負の決勝トーナメント。小泉は「グループリーグで勢いに乗っている分、いい準備をして戦えれば絶対に勝てると思う。流れに乗って全員で戦っていければ」と躍進を誓っていた。
(取材・文 石川祐介)
