ダウ平均は続落 再び貿易戦争の悪影響に懸念を強まる=米国株概況
NY株式6日(NY時間16:20)(日本時間05:20)
ダウ平均 40829.00(-389.83 -0.95%)
S&P500 5606.91(-43.47 -0.77%)
ナスダック 17689.66(-154.58 -0.87%)
CME日経平均先物 36800(大証終比:-10 -0.03%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。複数の企業が決算で通期ガイダンスを取り下げており、市場は再び貿易戦争の企業と世界経済に与える悪影響に懸念を強めているようだ。前日引け後に決算を発表したフォード<F>は、先行きの不確性から、通期見通しを取り下げ、関税が通期のEBITに差し引き約15億ドルの影響があると指摘。玩具のマテル<MAT>も通期見通しを取り下げた。
これらの動きは、一部の米関税措置緩和に支えられた最近の楽観ムードが既に後退しつつあることを示唆しているとの指摘も聞かれる。
また、取引開始前に発表になった3月の貿易赤字が過去最大となったことも重石となっている。トランプ関税を警戒した輸入が赤字を拡大させた模様。特に医薬品の輸入急増が影響。
一方、本日からFOMCが始まり、明日結果が発表される。先週の米雇用統計や前日のISM非製造業景気指数などの堅調な経済指標の発表で、FRBの利下げ期待は後退。トランプ大統領からの利下げ要請にもかかわらず、パウエル議長は利下げへの慎重姿勢を堅持すると見られている。それに市場がどう反応するか警戒している向きも少なくないようだ。
ストラテジストは、「市場は短期的なポジティブ要因を既に織り込み、今後の経済減速に備えている。われわれの推奨は、最近の急騰を利用して米国へのエクスポージャーを減らすことだ」と言及。「6月にかけて経済指標の減速が見込まれ、関税の影響が表れ始める」とも述べている。
フォード<F>が決算を受け上昇。関税の影響で通期のガイダンスを一旦取り下げ、関税の影響により2025年のEBITが差し引きで約15億ドル減少する見込みであることも明らかにしたことで、時間外では軟調な展開を見せていたが、通常取引入って上昇。足元の決算自体は好調な内容だったことや、他のライバルに比べれば、関税の影響は小さいと見られている。
情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が決算を受け大幅安。好決算ではあったものの、現在の高騰した株価を正当化するには物足りない内容との評価のようだ。
肥満薬の調剤版を販売する遠隔医療プラットフォームのヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が決算を受け大幅高。株価は時間外で冴えない反応をしていたが、通常取引に入って買いが強まっている。第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことで失望感も出ていたが、通期については売上高見通しを維持し、EBITDAの見通しは上方修正していた。
オンライン人材紹介業のアップワーク<UPWK>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期のEBITDAの見通しを上方修正した。
バイオ医薬品のニューロクライン・バイオサイエンシス<NBIX>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。同社はまた、ハンチントン病に関連する遅発性ジスキネジアとコレアの治療薬「イングレッザ」の通期の売上高見通しを再確認した。
次世代型のレストラン運営のスウィートグリーン<SG>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。米国で消費者信頼感が低下する中、同社のメニュー価格が競合他社に比べて高いことが需要見通しに悪影響を与えると指摘。
ダウ平均 40829.00(-389.83 -0.95%)
S&P500 5606.91(-43.47 -0.77%)
ナスダック 17689.66(-154.58 -0.87%)
CME日経平均先物 36800(大証終比:-10 -0.03%)
きょうのNY株式市場でダウ平均は続落。複数の企業が決算で通期ガイダンスを取り下げており、市場は再び貿易戦争の企業と世界経済に与える悪影響に懸念を強めているようだ。前日引け後に決算を発表したフォード<F>は、先行きの不確性から、通期見通しを取り下げ、関税が通期のEBITに差し引き約15億ドルの影響があると指摘。玩具のマテル<MAT>も通期見通しを取り下げた。
これらの動きは、一部の米関税措置緩和に支えられた最近の楽観ムードが既に後退しつつあることを示唆しているとの指摘も聞かれる。
また、取引開始前に発表になった3月の貿易赤字が過去最大となったことも重石となっている。トランプ関税を警戒した輸入が赤字を拡大させた模様。特に医薬品の輸入急増が影響。
一方、本日からFOMCが始まり、明日結果が発表される。先週の米雇用統計や前日のISM非製造業景気指数などの堅調な経済指標の発表で、FRBの利下げ期待は後退。トランプ大統領からの利下げ要請にもかかわらず、パウエル議長は利下げへの慎重姿勢を堅持すると見られている。それに市場がどう反応するか警戒している向きも少なくないようだ。
ストラテジストは、「市場は短期的なポジティブ要因を既に織り込み、今後の経済減速に備えている。われわれの推奨は、最近の急騰を利用して米国へのエクスポージャーを減らすことだ」と言及。「6月にかけて経済指標の減速が見込まれ、関税の影響が表れ始める」とも述べている。
フォード<F>が決算を受け上昇。関税の影響で通期のガイダンスを一旦取り下げ、関税の影響により2025年のEBITが差し引きで約15億ドル減少する見込みであることも明らかにしたことで、時間外では軟調な展開を見せていたが、通常取引入って上昇。足元の決算自体は好調な内容だったことや、他のライバルに比べれば、関税の影響は小さいと見られている。
情報分析ソフトのパランティア・テクノロジーズ<PLTR>が決算を受け大幅安。好決算ではあったものの、現在の高騰した株価を正当化するには物足りない内容との評価のようだ。
肥満薬の調剤版を販売する遠隔医療プラットフォームのヒムズ&ハーズ・ヘルス<HIMS>が決算を受け大幅高。株価は時間外で冴えない反応をしていたが、通常取引に入って買いが強まっている。第2四半期の売上高見通しが予想を下回ったことで失望感も出ていたが、通期については売上高見通しを維持し、EBITDAの見通しは上方修正していた。
オンライン人材紹介業のアップワーク<UPWK>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期のEBITDAの見通しを上方修正した。
バイオ医薬品のニューロクライン・バイオサイエンシス<NBIX>が決算を受け大幅高。1株利益、売上高とも予想を上回った。同社はまた、ハンチントン病に関連する遅発性ジスキネジアとコレアの治療薬「イングレッザ」の通期の売上高見通しを再確認した。
次世代型のレストラン運営のスウィートグリーン<SG>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。米国で消費者信頼感が低下する中、同社のメニュー価格が競合他社に比べて高いことが需要見通しに悪影響を与えると指摘。
