為替相場まとめ2月17日から2月21日の週
(21日)
東京市場では前日海外市場でのドル安円高の流れが朝に強まり、注目された日本の1月全国消費者物価指数(CPI)発表の直前に149円29銭と年初来の安値を付けた。日本のCPIは市場予想通り前年比+4.0%と2年ぶりに4%の大台に乗せた。生鮮を除くコアは+3.2%と、市場予想の+3.1%を超える伸びとなった。この結果を受けてドル円は安値圏もみ合いとなったが、安値を更新できず反発。さらに、衆院予算委員会に出席した植田日銀総裁が「長期金利が急激に上昇すれば機動的に国債買い入れを増額する」などと発言したことで、日本の長期金利が下落し、円売りが強まる形で昼過ぎに150円74銭まで上値を伸ばした。朝の1.45%から1.39%まで下げた日本の長期金利(10年国債利回り)はその後1.42%を付けるなど持ち直し、ドル円も高値から150円10銭台まで売りが出た。ユーロドルは1.05を挟んでの推移。ユーロ円は朝の円高に156円84銭を付けた後、158円22銭まで上昇。午後は少し落とすも158円前後としっかり。
ロンドン市場でドル円は少し調整が入って150円台前半を中心とした推移となっている。植田日銀総裁が衆院予算委員会で答弁を行い、長期債利回りの上昇について、機動的に買入れを増額すると発言したことで円債利回りが低下。1.45%から1.39%を付ける中で円売りとなったが、東京午後から円債利回りの低下が一服したことで、ドル円も上値を抑えられた。
NY市場に入ってドル円は一時148円台まで下げ幅を拡大した。本日の市場は、この日発表の米経済指標が揃って弱い内容となったをきっかけにリスク回避の雰囲気が広がった。ドル高・円高が見られていたが、特に日銀の早期追加利上げへの期待感が高まる中で、リスク回避の円高がドル高以上に強まった。
