アメリカ政府は2025年1月20日に就任したドナルド・トランプ大統領のもとでさまざまな改革が進められています。その一環として、大統領官邸(ホワイトハウス)の公式ウェブサイトからスペイン語のページが削除されました。

'GO HOME' - White House removes Spanish language from website | Regional/National Headlines | local3news.com

https://www.local3news.com/regional-national/go-home-white-house-removes-spanish-language-from-website/article_0efe01bc-d7fd-11ef-b30e-2fdb0dc1e66d.html



Spanish-Language White House Website Abruptly Shuts Off - Newsweek

https://www.newsweek.com/white-house-website-donald-trump-spanish-language-hispanic-2018288

記事作成時点でホワイトハウスのスペイン語のページにアクセスすると、404エラーが表示され、コンテンツを閲覧することはできません。



また、ホワイトハウスのスペイン語版X(旧Twitter)アカウントやInstagramアカウント、Threadsアカウントも削除されています。



2022年に実施された国勢調査局による調査では、スペイン語を話すヒスパニック系の人口がアメリカ国内で最大のマイノリティグループとなっており、家庭で話される英語以外の言語としてはスペイン語がもっとも多く、その割合は61.6%に上りました。

トランプ大統領はかねてよりメキシコからの不正移民対策を政策に掲げており、1期目となる2017年には「グレートトランプウォール」と呼ばれるメキシコ国境での壁建設を実現するための大統領令に署名していました。

トランプ大統領のメキシコ国境に作る「グレートトランプウォール」建造には一体いくらの費用が必要なのか? - GIGAZINE



2016年の選挙演説中、トランプ大統領は討論会で「アメリカはスペイン語ではなく英語を母国語とする国です。アメリカへの移民も英語を話す必要があります」と訴えていました。

こうしたヒスパニック系への圧力を強めるトランプ大統領は2017年にもホワイトハウスのスペイン語ページを削除しています。なお、2021年にジョー・バイデン前大統領のもとでホワイトハウスのスペイン語ページは復元されていました。

海外メディアのNewsweekはトランプ大統領の報道チームにコメントを求めましたが、回答は得られなかったとのことです。